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フレックスタイム制 コアタイム

【フレックスタイム制のコアタイムとは?】設定の基準や注意点をご紹介

フレックスタイム制とは労働者自身が日々の労働時間の長さあるいは労働時間の配置を決定することができる制度のことですが、全てが自由なわけではありません。フレックスタイム制を採用している企業のほとんどがコアタイムを定めており、フレックスタイム制とのバランスを取っています。今回はフレックスタイム制のコアタイムがどのように設定されているのか、またその注意点をご紹介します。

visibility776 |

フレックスタイム制において重要なコアタイムとフレキシブルタイムについて

働き方改革が叫ばれる中、働き方は多様化しています。

フレックスタイム制は出社時間と退社時間を自分で選べる制度ですが、全てが自由なわけではありません。

そこで、フレックスタイム制の時間配分について見ていきましょう。

コアタイム、フレキシブルタイムとは?

フレックスタイム制では「コアタイム」「フレキシブルタイム」が存在します。

コアタイムとは、必ず出社していなければいけない時間帯です。

フレキシブルタイムはその前後の出社時間、退社時間です。

この時間帯の中で、社員は自由に出社する時間、退社する時間を決める事が出来ます。

コアタイムとフレキシブルタイムの理想的なバランスとは?

コアタイムとフレキシブルタイムの理想的なバランスとはどのようなものなのでしょうか。

一般的にはコアタイムが10時~15時で、フレキシブルタイムは8時~10時、15時から21時というパターンが多いようです。

フレキシブルタイムが短いと、自由に時間を決める事が難しくなります。

コアタイムは休憩1時間を含めた5時間程度、前後のフレキシブルタイムを長めに設定すると理想的なバランスと言えるでしょう。

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コアタイムはどうやって設定されている?


そもそも、フレックスタイム制ではなぜコアタイムが設定されているのでしょうか。

法的にもコアタイムの設定は絶対とは書かれていません。

それでも、多くの企業がコアタイムを設定するには理由があります。そこでこの章では、コアタイムの役割を見ていきましょう。

会議やミーティングを行うため

フレックスタイム制のデメリットの一つが、社員が揃わずミーティングや会議の時間設定が難しいということがありました。

そこで、社員が必ず出社しているコアタイムを設ける事で、会議やミーティング、取引先との打ち合わせなどの時間が設定しやすくなります。

社員同士のコミュニケーションを図るため

フレックスタイム制では社員の出社時間がバラバラなため、社員間のコミュニケーションが取りづらくなるという事がりました。

挨拶を交わし会話することは社員間の結束を強め会社の風通しを良くしてくれます。

そのためにも、必ず社員が揃うコアタイムは、社員のコミュニケーションを図るうえで必要と言えるでしょう。

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フレックスタイム制においてコアタイムは必須なのか?


フレックスタイム制でコアタイムの必要性はお分かりいただいたと思いますが、それではコアタイムは必須条件なのでしょうか。

コアタイムについてもう少し掘り下げてみましょう。

コアタイムは必須ではない

コアタイムはフレックスタイム制には必ず必要なものではありません。

設定する、しないも各社が自由に決める事が出来ます。

毎日同じ時間でなくてもいいですし、職種によっては忙しい曜日に設定しその他は設定しない、分割するなど職種に合わせた設定も可能です。

コアタイムさえ抑えれば働き方をアレンジできる

フレックスタイム制でコアタイムを導入している企業では、多くが4時間+休憩1時間の計5時間をコアタイムとしているようです。

このコアタイムさえ出社していれば、後の前後の時間は自分のライフスタイルに合わせる事が出来ます。

早朝出勤しコアタイム終了後に退社する事で、夕方からの時間を趣味の習い事や家族との時間、育児や介護の分担などに充てる事も可能です。

コアタイムさえ抑えれば、自分のライフスタイルに合わせた働き方をアレンジし、人生を充実させることも可能でしょう。

関連するQ&A

コアタイム設定時の注意点とは


コアタイムの設定はその企業によって自由に決める事が出来ます。

その設定次第では、逆の社員のモチベーションを下げてしまう事もあるようです。そこで、コアタイムを設定する際の注意点を調べてみました。

コアタイムが長すぎることには問題がある

コアタイムは社員間のコミュニケーションを図るうえでも大事とお伝えしましたが、コアタイムを長く設定する事で生じる問題もあります。

コアタイムが長すぎると、通常の勤務時間と変わらなくなり、フレックスタイム制の意味をなさなくなるので、長すぎるコアタイムはやめた方がいいでしょう。

コアタイムが社員のモチベーションを下げる場合もある

コアタイム自体が社員のモチベーションを下げる事もあるようです。

フレックスタイム制は個人のライフスタイルに合わせた働き方が出来るところに魅力がある制度ですが、コアタイムがあると必ず毎日出社しなければいけません。

職種によっては、集中して自宅で作業したいのに、通勤で時間が取られ集中できず、社員のモチベーションが下がる場合もあります。

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フレックスタイム制のコアタイムまとめ

フレックスタイム制においてコアタイムは社員にとって一つの目安にもなるので、働くリズムを作りやすいというメリットもあります。

コアタイムを上手に活用する事でフレキシブルタイムを自分のライフスタイルに合わせる事ができ、仕事も私生活も充実させる事が出来るでしょう。

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