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富士通で新卒で営業で入り、新規事業開発など含め10数年やりました。 富士通はよくも悪くも日本のSIer代表という感じで、あらゆる業界やITにかかわるインフラ、業務系、サービスに一通り手を出しています。営業は業界や顧客につくので、意識的に様々なシステムや顧客を経験すれば営業としてのスキルはそれなりにつくと思います。逆に、与えられたビッグユーザーの1システム担当で年を重ねる人もいます。そういうところでは外の世界で通用する力はつきませんが、売上はあがるし政治力だけで上にあがる人もいます。 当然ながら富士通は日本がヘッドクォーターなので、会社の経営やあらゆる組織機能が国内にあることは私は大事なポイントだと思っていました。それにより、意識すれば社内転職などの幅は広いし、外資にありがちな本国の判断を仰ぐということはないです。 とはいえ、地方配属とか最近は富士通ジャパンへの分社とかもあるので、部署により距離感は違いますが。 富士通の営業はベタベタの営業なので、けっこうそこを期待されて、一昔前だとORACLE、外資系コンサル、最近だとGoogleなど転職先は豊富かと思います。hpだとそもそも転職が当たり前なので、もっと多種多様な所に転職できそうですね。 競合として見てきたhpは、SIerとしてはインフラ系が強くて、業務系はあまり強くない印象。内部の口コミを見てもそうみたいですね。グローバルに展開しているIT系は当然インフラ系が多いし、外資系の仕事の理解があれば外資での転職はしやすいと思います。 逆に、最近はベンチャーも業界特化のクラウドサービスなどが伸びてるので、業務理解力を深めたければ富士通のほうが向いてるかと思います。ただしドメスティックの話で、海外事業はインフラ商売偏重です。 あとはグローバルをどう考えるかですね。hpのほうがいわゆる国内の外資企業での市場価値は高まります。ただあくまでジャパンなので、国内ビジネスがミッションでしょう。富士通はまだまだドメスティックなのですが、グローバル人材も不足しているので、手を挙げれば、駐在や海外販社の支援などチャンスはそれなりにあります。
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