
【40代の転職】志望動機の例文やポイントを徹底解説します!
40代で転職活動をしていて志望動機の書き方に迷った経験のある方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、志望動機の例文をご紹介します。また、志望動機の書き方についても紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
40代転職の志望動機例文
40代で転職を考えている方は多いのではないでしょうか。
ここでは、志望動機の例文についてご紹介します。
同業界同職種の場合
私は前職において、システム開発のプロジェクトマネージャーとして15のプロジェクトを管理しておりました。
プロジェクトマネージャーの立場から、スケジュールどおりにプロジェクトを進めることや、若手の育成にやりがいを感じていました。
しかし、管理するだけではなく、要件定義や基本設計などの上流工程から携わる仕事がしたいと考えて転職を決意しました。
貴社では、プロジェクトマネージャーとして培ったマネジメント力やシステムエンジニアとしての技術力を活かし、要件定義の交渉からプロジェクトの管理まで携わることで、即戦力として貢献させていただきたいと思い志望いたしました。
異業界同職種の場合
私は前職において、商品の製造業に携わっておりました。
その中で、自分たちが作った商品をお客様のお手元へ届ける販売職に興味をもつようになり、実際の販売現場で働いてみたいと思い、今年販売士3級資格を獲得しました。
貴社は同業他社と比べても、さまざまな顧客の拡大や、最新のサービスを取り入れており、積極的な姿勢に魅力を感じました。
前職で培った商品製造に関する経験や知識活かしながら、さらなるスキル向上を目指しながら1日も早く戦力になり、貴社に貢献したいと考え志望しました。
営業職の場合
私は現在勤めている食品メーカーにおいて、主にスーパーなど量販店への営業として、顧客の新規開拓や価格交渉を行っています。
自社商品のシェア拡大にやりがいを感じていましたが、自身のスキル向上のために転職を決意しました。
貴社が他社と比較して、地元の顧客へ集中して事業展開という点に魅力を感じました。
顧客との信頼関係を深く長く築くために、現職での新規開拓営業の経験や知識を活かし、長期的なフォローで売り上げの拡大に貢献したいと考え志望いたしました。
事務職の場合
私は前職において、資料作成や文書管理といった事務系のサポート業務を中心に担当しておりました。
仕事にやりがいは感じていますが、サポートのみではなく経営戦力として経理資料作成などにも携わりたいと思い、転職活動を始めました。
貴社には社員それぞれが大きな裁量を持って自分の仕事の幅を広げながら、業務に取り組める環境がある点に魅力を感じています。
これまでのサポート業務の経験も活かしながら、月次決算や経理資料作成などにおいても、戦力として貢献していきたいと考え志望しました。
ここで、JobQに寄せられた40代の転職に関するQ&Aを見ていきましょう。
40代で転職先が決まらなくて厳しいのですがどうしたら良いですか?
40代転職活動中です。
面接先で、資格がないからと断られます。
実務経験も少ないと言われます。
資格を取ろうかと専門学校の説明も受けましたが、一年で二百万かかります。
資格をとっても、就職できないだろうなとなんとなく思っています。
専門学校の職員には、来ても後悔はさせないとは言われましたが、給食センターで働くのに二百万出しますか?
情報が少なすぎて、反応が難しいところだと考えております。
察しできた範囲ですと、給食センターでどうしても働きたい という熱意がないなら、別を探したらいかがでしょうか。
200万払ってでも成りたいなら成れば良いし…続きを見る
回答より、40代で採用されるには管理職経験などの経験が求められる傾向にあるそうです。
そのため、志望動機は深く考えていったうえで、丁寧に仕上げる必要があります。
40代転職の志望動機を作るステップ
- ・求人票から情報収集
- ・企業の魅力をリサーチする
- ・自身の経験と企業で一致しているところを見つける
- ・ここまでの内容をまとめて完成
40代で転職を考えている方は多いのではないでしょうか。
ここでは、志望動機の作り方についてご紹介します。
求人票から情報収集
40代転職の志望動機を作るステップとして、まずは求人票から情報収集しましょう。
転職サイトや転職エージェントの求人票から、以下の項目を確認してみてください。
- 会社紹介
- 企業が求める人物像
- 業務内容
そして、この情報から企業が何に力を入れているのかと、求めている経験やスキルを把握しましょう。
読み取った内容を志望動機に盛り込めれば、志望動機が作りやすくなります。
企業の魅力をリサーチする
企業の魅力をリサーチし、企業研究を行いましょう。
企業研究のためには、以下の情報を参考にするのがベストです。
- ホームページ
- 口コミサイト
- 四季報
- 新聞記事や雑誌
ホームページには、企業の業務内容や扱っている商品が紹介されているため、まずはこちらを確認しましょう。
口コミサイトでは仕事のやりがいや年収情報などを手に入れられます。
しかし、個人の主観的な意見があるため、あくまで参考程度にしましょう。
四季報や新聞記事、雑誌からは、企業の業績や業界の動向がわかります。
上記の情報から、自分が感じた魅力について考え、志望動機に企業の魅力を書きましょう。
自身の経験と企業で一致しているところを見つける
自身の経験と企業で一致しているところを見つけるのも、志望動機を書く上で重要です。
志望動機には、自分のもつ経験をどのように活かして貢献できるか書くのがポイントになります。
そのため、求人票やリサーチ情報から、企業が求める人物像をチェックしてみましょう。
40代であれば企画力や提案力、マネジメント力が求められるでしょう。
活かせる経験が企業の求めるものと一致させれば、評価される志望動機を書けるようになります。
しかし40代であれば、コミュニケーション力は当たり前としてみなされます。
よって、別の内容で差別化できるように考えましょう。
ここまでの内容をまとめて完成
今までのステップをまとめて、志望動機を完成させましょう。
リサーチ情報から、企業の魅力と経験を活かして貢献できる能力を書いていきます。
貴社の〇〇に魅力を感じました。なぜなら〇〇だからです。
〇〇を活かして貴社で〇〇の分野で貢献がしたいと考えています。私は〇〇の経験があります。
上記2点を盛り込んで書ければ、説得力の強い志望動機が書けるでしょう。
40代転職の志望動機の良くない例
- ・オリジナリティのない内容
- ・ニーズと経験が一致していない
- ・転職理由を志望動機に置き換える
40代で転職を考えている方は多いのではないでしょうか。
ここでは、志望動機の良くない例についてご紹介します。
オリジナリティのない内容
オリジナリティがない内容の志望動機は、よくない例です。
抽象的な内容になると、企業側は「興味があまりなく、志望度が低いのでは」と判断する可能性があります。
志望動機で大切なのは応募先企業の魅力と、活かせる実績やスキルを伝えることです。
自分が企業のどのような点に対して、魅力を感じたのか盛り込みましょう。
提供している商品、展開している事業など自分が感心した点に触れることで、企業側も興味があると感じるでしょう。
また、自分の実績やスキルをどのように活かして、貢献できるか書くのもポイントです。
あなたが持っている能力だから実現できることが書ければ、オリジナリティのある志望動機が作れるでしょう。
ニーズと経験が一致していない
企業のニーズと経験が一致していないと、志望動機の内容が薄く、印象が弱くなります。
応募先企業がどのような事業を展開し、どのようなサービスを提供しているかを研究しましょう。
そして自分の経験が活かせるかを比べ、分析することが必要です。
たとえば、ITエンジニアのプロジェクトマネージャークラスの募集をしている求人があるとします。
エンジニアとしての技術力はもっていても、マネジメント経験がなければミスマッチとなります。
40代の転職は経験が重要となるため、企業が求めている人材に一致しているか確認しましょう。
転職理由を志望動機に置き換える
転職理由を志望動機に置き換えることは避けましょう。
なぜなら、企業から「別に弊社でなくても、条件にあえばどこでもいいのでは」と疑問を持たれる可能性があります。
企業は志望動機から応募者を採用するメリットや、応募者が感じた魅力を知りたいと感じています。
応募先企業についてではなく、自分の都合である転職理由を話しても、志望理由とはとらえられないでしょう。
なぜ転職をしているかを書くのではなく、なぜこの企業なのか書くように意識しましょう。
40代転職の志望動機でよくある質問
40代でパートに転職する時の例文
自宅から近い距離であり、他店にはない品揃えの豊富さと利便性から、いつも買い物をしておりました。
この度、自分が希望する条件で求人募集していることを知り、パートの応募に至りました。
販売の経験はありませんが、人と接することが好きなので、積極的に学びながら長く働きたいと思っています。
まとめ
- ・求人票から企業の魅力をリサーチし、企業研究を行う。
- ・自分の経験と企業で一致しているところを見つけるのも、志望動機を書く上で重要。
今回は、40代の転職における志望動機についてご紹介しました。
求人票から企業の魅力をリサーチし、企業研究が重要であるとのことです。
誰でも志望動機で悩むことはあります。
もし転職で志望動機に迷った時は、この記事で紹介した対処法などを使って乗り越えてみてください。
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