
【持ち物とは】入社式の所持品について詳しく解説致します
入社式は、就職後に最初に行う仕事といっても過言ではありません。人柄を見られ、上司からの評価が決まることもあります。何事も最初が肝心ですが、入社式に向けてどんな準備をすればよいでしょうか。この記事では入社式の持ち物ついて詳しく解説致しますので、ぜひ参考にしてください。
入社式の持ち物について
入社式って何?
そもそも入社式とはなんでしょう。
式の流れとしては、社長あいさつ・祝辞から始まり、入社辞令授与を行います。
式の全体を通して会社の理念や方針が分かり、社風もつかめてくるでしょう。
また、辞令を受け取ることで、一社会人としての自覚や責任も芽生えるはずです。
オリエンテーションを式の後に行う会社もあります。これは部署の紹介や業務内容の説明など、仕事に直接関わる部分です。ここからはすでに仕事を教えられているつもりでよく聴き、メモ等を活用しましょう。
入社式の持ち物リストでチェック
一般的に必要な物は以下の通りです。
- 卒業証明書
- 身元証明書(免許証や保険証など)
- 国民年金手帳
- 印鑑、通帳
- 筆記用具、メモ帳
忘れ物はないか、上記を参考に確認しましょう。
入社式の持ち物で忘れやすいもの
大事な証明書ばかりに気を取られ、ペンやメモ帳を忘れがちです。入社して一日目から同期や先輩上司に借りていたのでは格好が付きませんので、気を付けましょう。
反対に、普段扱うことのない重要書類が抜けてしまうこともあります。
学生から社会人になる切り替えの時期ということで、慣れない証明書の扱いに戸惑うことでしょう。
余裕をもって揃えておきたいですね。
入社式の内容は?
入社式は半日から一日使って行われますが、式の流れはどういったものなのでしょうか。
社長の挨拶がある
社長からの挨拶では、社会人としての心構えや、働くことへの姿勢など、新入社員に向けたメッセージが主です。
あまり面白い話ではありませんが、居眠りはもちろん厳禁です。社長の話を聞く機会というのは多くありませんので、しっかりと聴くようにしましょう。
大事だと思った部分はメモを取ります。今後働く上で役立つかもしれません。
新入社員へ辞令が交付される
辞令を交付されるということは、この会社の一員として正式に迎え入れますよ、ということを意味します。
規模によっては一人ひとり直接手渡しされますから、その分気も引き締まることでしょう。
名前を呼ばれて壇上に上がることになりますので、姿勢や返事の仕方に気を付けて、悪い印象を持たれないようにしましょう。
新入社員の数が多いところは、代表者数名に渡して済ませる場合もあります。
新入社員代表が挨拶をする
あらかじめ代表として選ばれた新入社員が挨拶をする会社もあります。
内容としては、入社式を開催いただいたことへの謝辞、これから働く上での目標や抱負が一般的でしょう。
もしもあなたが新入社員の代表として挨拶をするのであれば、新鮮な印象を持たれるように心がけつつ、謙虚な気持ちで挨拶を行いましょう。
入社式の目的は?
なぜ入社式が行われるのか
では、入社式の目的はなんでしょうか。
やはり社長からの挨拶と、辞令の交付が大きな目的でしょう。入社したばかりで右も左も分からない状態です。
まず初めに会社の説明や、新入社員にどうなってほしいかを語り、社会人として歩む道を示してくれるのです。
辞令交付では、辞令を受け取ることにより社会人としての自覚を持てます。
今日から社会人になったという、気持ちの切り替えができるでしょう。
入社式を終えれば社会人
入社式が終わり、辞令が交付されればいよいよ社会人です。
オリエンテーションを終え、ある程度会社の雰囲気や、同じ部署の先輩、上司の顔も分かってきたころでしょう。
入社式のあとに懇親会を行う会社もありますが、これも仕事の一環として捉え、目上の人に挨拶をしてまわったり、自分の顔を売ったりするチャンスとして積極的に活用しましょう。
入社式と時間について
学生時代の時間感覚は捨てよう
入社1日目からすでに社会人としての生活は始まっています。
ましてや入社式の時点では自分の人柄や人間性は周りの誰も知らないわけですから、この日の印象があなたの人物像の全てになると言えます。
慣れない場で緊張もするでしょうから、ある程度余裕をもって会社(会場)に到着し、万全の態勢で臨みましょう。
入社式は何分前に行くべき?
会社(会場)には最低でも30分前には到着しておくべきです。
1時間前であれば、より安心できるでしょう。
慣れない環境ですから、このくらいの時間の余裕は欲しいところです。
電車通勤であれば遅延の可能性もありますし、入社式が会社で行われると思っていたら実は他の会場で行われるかもしれません。
忘れ物をすることもあり得ます。
いろいろな可能性を想定し、対応できるように30分~1時間は早く着くように心がけましょう。
入社式の服装は?
入社式はほとんどの会社がスーツでの出席です。
服装に悩むことはほとんどないと思いますが、念のためにスーツやネクタイの色は何色が良いか、どういった点に気を付ければいいかを改めて確認しましょう。
スーツの色は、基本的な黒・グレー・紺
スーツの色は男性女性ともに、黒かグレー、紺を選びましょう。一般的に会社員のスーツと言えばこれらの色ですし、最も無難です。
新入社員らしいフレッシュさや清潔感もあります。
特にネイビーは落ち着いた印象があり、人気です。
就職活動のときに使ったものをそのまま着て行っても問題ありません。
ネクタイの色はネイビーを
ネクタイにも様々な色がありますが、入社式という場であまり個性を出しすぎるのはよくありません。
おすすめなのはネイビーや水色など、青系の色です。
ネイビーなどの濃い青は落ち着いたイメージを与えますし、水色はフレッシュさがあります。
ネクタイ選びに迷ったときは、これらの色を選択しましょう。
入社式にふさわしい服装のポイント
なんといっても一番大事なのは清潔感です。
入社式は社会の一員として第一歩を踏み出す場ですから、さわやかな印象を与えられるような身だしなみをしましょう。
スーツやネクタイの色は上で述べた通りです。また、ワイシャツは白がおすすめです。
肩にフケが載っていないか、スーツにしわが寄っていないかを改めて確認してから式に出席しましょう。
まとめ
今回は入社式に必要な持ち物や服装、式の流れを解説いたしました。
高校や大学という学校を離れ、初めて社会に出たときに通過する最初の式です。
分からないことも多く、戸惑いもあることでしょうが、本記事を参考に万全の状態で臨んでください。
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