
西日本新聞社の就職難易度は? 新卒の採用大学や学歴フィルターがあるか調査
九州を中心にブロック紙を発行している西日本新聞社。福岡県を拠点にしており、政治・経済、文化など、地元に密着したニュース報道を行っています。就活生からの人気も高い新聞・マスコミ業界ですが、西日本新聞社の就職難易度はどのくらいなのでしょうか?そこで今回は、西日本新聞社の就職難易度や新卒の採用大学、採用倍率、学歴フィルターの有無などをご紹介します。西日本新聞社の平均年収や将来性についても、リアルな口コミをもとに解説するので、就活生の皆さんはぜひ最後までご覧ください。
西日本新聞社の就職難易度は? 人気度も併せて調査
それでは早速、西日本新聞社の就職難易度を確認していきましょう。ほかの新聞社とも比較しながらお伝えするので、企業研究の一環としてチェックしてみてくださいね。
「入社が難しい有名企業ランキング」上位200社の対象外
東洋経済オンラインの調査によると、西日本新聞社は「入社が難しい有名企業ランキング」で上位200社の対象外ということが分かりました。
さらに、西日本新聞社と同業他社の就職難易度を比較してみると、下記の通りです。
企業名 | 順位 | 入社難易度 |
株式会社日本経済新聞社 | 15位 | 63.4 |
一般社団法人共同通信社 | 75位 | 61 |
株式会社読売新聞社 | 79位 | 60.9 |
株式会社朝日新聞社 | 104位 | 60.2 |
株式会社時事通信社 | 117位 | 60 |
株式会社毎日新聞社 | 180位 | 58.8 |
全国紙のほとんどがランクインしており、新聞業界で最も入社難易度が高いのは株式会社日本経済新聞社です。西日本新聞と同じブロック紙である、北海道新聞、中日新聞、河北新報はいずれもランキング外という結果になりました。
また、西日本新聞社が属する新聞業界は、業種別・入社難易度ランキングで6位(32位中)にランクインしています。
業界自体の入社難易度の高さから、ランクインこそしていないものの、西日本新聞社の就職難易度も高いと考えられるでしょう。
参照:東洋経済オンライン「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社
「就職人気ランキング」上位300社に入っていない
西日本新聞社は、東洋経済オンラインの「就職人気ランキング」上位300社にもランクインしていないことが分かりました。
こちらのランキングでは、読売新聞社が32位(300位中)、朝日新聞社が167位(300位中)にランクインしています。
新聞業界は、急速に発達しているインターネットやWebサービスの登場に伴い、将来性が危ぶまれている業界のひとつです。近年では「斜陽産業」とも言われているため、就活生からの人気に多少陰りがでていると考えられるでしょう。
その一方で、新聞業界は「記者職に強い憧れがある」「報道で世の中を変えたい」と情熱をもった学生が集まる業界でもあります。
マスコミ業界を志望する学生が多く応募することを踏まえると、西日本新聞社の人気度は決して低くないと言えるでしょう。
参照:東洋経済オンライン『2.5万人の学生が選んだ「就職人気ランキング」』
採用倍率は249~1248倍
リクナビによると、西日本新聞社の2024年度採用予定人数が1~5名(記者部門)、2024年のプレエントリー候補リストの登録者数が1248名であることから、採用倍率は約249~1248倍となりました。
企業名 | 採用倍率 |
株式会社北海道新聞社 | 約60~75倍 |
株式会社河北新報社 | 約116~193倍 |
株式会社中日新聞社 | 約54~60倍 |
ブロック紙を発行している同業他社と比較してみると、西日本新聞社の採用倍率は高いことが分かります。
採用倍率が高い要因としては「毎年の採用人数が1~5名前後と少ないこと」「職種によって採用がない年があること」が考えられるでしょう。
新聞業界はどこも新卒採用人数が少なく、採用予定人数の100倍以上の就活生が応募することも少なくありません。
西日本新聞社だけに限らず、新聞業界への就職は非常に狭き門であると心得ておきましょう。
参照:リクナビ 2024