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回答7件
小さな会社を経営しております。プログラマーです。 実感がないかもしれないですけど、間接部門全部ができるのは立派な「尖ったスキル」ですよ。 私の会社では、もうひとりの役員に、起業時に「システム系以外全部」をお願いして、契約・請求・役所への届け出・総務・経理・人事・秘書・・全部お任せです。 実は、そこそこ作れるプログラマーというのは、そこそこいるわけですが、それを全面的に支えて大企業との取引に耐えられるだけの事務ができる人はレアです。 小規模な法人を立ち上げると、一番直接部門で力を発揮できるエースのはずの社長が、親会社への報告だとかその他の苦手な事務作業をやって、メインの業務は他の人がやるのだけど社長ほどはできない・・といった事態が発生します。 質問者様の会社で新規事業で子会社を作るとか、知り合いがベンチャーを立ち上げようとしているとか、そんなことにチャレンジしてみてはいかがでしょう。
キャリアアップを考える際、スキルセットごとの市場価値を考えていけばいいのではないかと思います。 手っ取り早いのは、職務経歴書を書いて仮の転職活動をしてみればすぐに分かります。 具体的に考えると、 前提の認識として、管理部門の一般的な機能(≒職種)を考えます。 経営企画、財務、経理、人事、法務、総務 といったところになると思います(もちろん、企業規模により細分化/集約化します)。 そのうえで、 1.スキルセットのマーケットバリューはいくらか 2.スペシャリティとゼネラリティのどちらを高めるか 3.最終ゴールはどこか という切り口で考えることになるかと思います。 例えば、総務の場合、マーケットバリューが高い業務は次の2つであり、 このいずれかの知識と経験を持ち合わせ、 且つ、それ以外の一般的な総務的業務もできる課長クラスで、 賃金相場は、体感的に年収600万円程度ではないのかと思います。 ①(上場企業の)株式関連業務 ②ファシリティマネジメント業務 一方、人事職の場合、業務全体で次の4つがあり、 ②・③・④に加えて①までできれば、年収700万円程度かと思います。 ①制度企画 ②教育 ③採用 ④労務 転職しかけてみれば、このようなスキルセットの値段が求人情報から分かりますから、それを踏まえて、これからどのスキルセットを取っていくか、ゼネラリストを目指すか、スペシャリストを目指すか、どのポジションまで登りつめたいかを考え、そこから逆算して日付を入れてく、といった具合でキャリアプラン考えればいいのではないでしょうか。 ただし、スペシャリストを目指す場合、専門性の高い仕事がその企業に存在していなければなりませんので、規模の大きな企業に勤めることが要件となります。 もちろん、ポジションのレイヤーは上げていくのが前提です。 例えばですが、総務業務と人事業務の両方の「経験」を積み、会計の「知識」も習得して、経営企画職を経て、取締役を目指す。 あるいは、人事業務の制度企画の特化した経験を得て、同時に社労士資格も取得して、外資のコンサルに転職し、その後独立して、労務ではなく「制度設計」を売る社労士事務所を開業する。 といった具合です。 余談ですが、 jobq53238さんが言うような、キャリアチェンジを伴う「チャレンジ」も視野から外さないほうが絶対イイですよ!
他のお二人のご回答例でおおよそアドバイスは済んでいるかと思いますので、身近な参考例を。 過去の同僚で、営業からバックオフィスへジョブチェンして活躍している奴がいます。 彼のポイントは、「得意な事×その他スキル」です。 ファイナンス系業務が元々得意な奴なんですが、その会社では営業で採用。本意では無かった様ですが、ファイナンスの知識を活かしてトップセールスマンになりました。 次に自分から手を挙げて財務部へ異動。元々得意なフィールドである上、コミニケーション不全だった財務部で営業時代に付けたコミニケーションスキルを武器に、今まで手の付けられなかったある負の遺産を一掃、評価を高めました。 これが買われて、今はロジスティックの財務改善の仕事してます。 つまり彼は、営業×財務×物流の3つのスキル・経験がある訳です。業種・業界にもよりますが、マーケットバリューは高いですよね。 スキル・経験の足し算・掛け算は、意識すべき事例だと思います。 ビジネスキャリアは沢山の正解があると思います。深めるもよし、広げるもよし、です。 キャリアの不正解はただ一つ、変化に対応しない事だと私は思います。 考えがまとまるといいですね。
@jobq53238: さん ご回答ありがとうございます! >実感がないかもしれないですけど、間接部門全部ができるのは立派な「尖ったスキル」ですよ。 とても響きました…。それぞれを高い水準こなしていけるようになれば、それが尖ったスキルとなり得るのですね。少し腐りかけていた部分もありましたが、さらに精進せねばと身が引き締まる思いです。 実は今まさにスタートアップにおりまして、管理部門を少しずつ育てているフェーズなのですが、ゆくゆくはボードメンバーとして、会社設立から、全くのゼロベースから管理部を立ち上げるというのも素敵ですね!とてもワクワクします! 奮い立たせていただきました!ありがとうございました!
@サイコパスかつや: さん ご回答ありがとうございます! お名前にインパクトがあるので、「あ!知ってる方だ!」嬉しくなってしまいました!笑 >過去の同僚で、営業からバックオフィスへジョブチェンして活躍している奴がいます。 具体的な事例を出していただき、大変参考になりました!スキルの足し算掛け算をうまく使って活躍されている方なのですね。この方は特に優秀な方だったかもしれませんが、他の人に比べて突出したスキルでもないし…と思うスキルもいくらでも化かすことができるのだと感じました。 >キャリアの不正解はただ一つ、変化に対応しない事だと私は思います。 このお言葉グッときました。現状に甘んじず、変化を積極的に求めていく姿勢、大事にしたいと思います。 ありがとうございました!
@jobq2690932: さん ご回答ありがとうございます! シミュレーションとしての転職活動、明確な指標が立てられとても良さそうです。今までは年収は平均であれば良いや…という心持ちだったのですが、市場においてのバリューは高ければ高いほうが自信も付きますし、裁量も増えますから…バックオフィスにおいて高単価な人材とは何かを調査してみたいと思います。 また、年数ごとに細々としたマイルストーンを置くよりも、まずは社会人人生としてのゴールをどーんと決めて逆算していく方法も取り入れてみます…! ゼネラリストを目指すのかスペシャリストを目指すのか、現時点ではなかなか決めかねますが、考え方をご教授いただけて、活路が見出せそうです! 前向きになれるご回答、ありがとうございました!
私は大手ではありますがリテール金融機関の営業店でバックオフィスの仕事をしていました。仕事の苦しみを誰にも理解してもらえず、市場価値も無いため転職にも不利な人生に閉塞感しかない状態でした。その時に考えていたことは自分に降りてくる仕事のスキームは誰が考えているのか?などと言うことを考えていました。その思いが通じて大手SIerの会社に転職することができました。 転職の成功の理由はどのようなスキルを身につけたか?と言うと何もありません。タイミングと強い思いでした。 あと、資格をとってもそれが役に立つとは限りません。