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退職 有給休暇

退職日を迎える前に知っておくべき有給休暇の消化について

退職する際や退職日を迎える前、みなさんは有給休暇を消化しているでしょうか。退職日の前に有給休暇を取ってしまうと何となく気まずく感じる方も多いと思います。また、退職日の前に有給休暇を取る旨を伝えたが、断られた場合、どのように対処すべきなのでしょうか。今回は退職日の前に有給休暇を消化するために知っておくべきことを解説します。

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有給休暇を消化した後の退職日はいつがいいか

退職することにした場合、気になることの1っにあげられるのが、残っている有給休暇です。

どうせなら、その有給休暇も全部使い切ってしまってから退職したいと思うことでしょう。

ですが、退職が決まった上であれば、いつ使えば良いのかと悩む人達も大勢いらっしゃいます。

悩む原因として”会社から有給休暇消化の許可が下りない””申し訳ないという気持ちがある”などがあげられます。

退職を前提とした上で、有給休暇を消化するにはどうすれば良いのか、考えていきたいと思います。

会社に有給消化を拒否する権利はない

まず、有給休暇を取得する際に、会社の許可を取る必要はありません

厳密に言えば、有給休暇を会社側に申請した際に、会社側は”お願い”は出来ても、拒否はできないということです。

有給休暇を申請し、それを見た会社(上司)が「別の日にして欲しい」などのお願いをすることは可能です。

ですが、有給休暇を取らせない・消化させないという行為は、違法行為になります。

有給休暇の取得は、労働者の立派な権利ですので、会社側はそれを拒否することはできないのです。

末日にすると社会保険料がお得

退社するなら、その月の末日に退社した方が社会保険などに関してはお得になります。

というのも、末日よりも1日でも手前の日付で辞めてしまうと、その月は別の保険(国民健康保険、国民年金など)へ加入し、お金を払わなくてはいけません。

末日であれば、その月は社会保険の対象となりますので、退社日もよく考えたうえで決めるようにしましょう。

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▶︎正社員に与えられる有給休暇の日数とは?計画的付与制度についてもご紹介!

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有給休暇のスムーズな消化に役立つ手順とは


有給休暇の取得は労働者の当然の権利とは言え、何も考えずに取得しては、周囲の反感を買ってしまいます。

円満退社するためにも、上手にコントロールして有給休暇を取得し、スムーズに退社したいものです。

ここでは、有給休暇をスムーズに取得する方法についてお話していきたいと思います。

残りの有給日数を確認しておく

退社日との調整もありますので、まずは自分の有給休暇が何日残っているのか、正確に把握しておく必要があります。

有給休暇の残り日数は、毎月の給与明細書に記載されています。

もし、給与明細書に記載されていなかった際には、総務部に問い合わせれば教えてくれます。

有給休暇残り日数を確認するようにしましょう。

早めに会社側に消化の意志を伝えておく

退社の意志を伝えた上で、有給休暇を消化する旨も申し伝えておくべきと言えるでしょう。

タイミング的に、退社の意志報告と同じタイミングは避けたいところです。

退社の意志を上司に伝え、その後、退社の意向を了承されたら、なるべく早い段階で有給休暇を消化する意志を伝えましょう

事前に業務の引継ぎを行っておく

いつでも自分の業務を引継ぎできるように、日頃から資料をまとめておくなどの準備をすることをおすすめします。

退社を考えてから、その意志を上司に伝える、そして有給休暇消化の意志も伝える。

このそれぞれのタイミングで、数日間の調整日が出てくると思われます。

その間にも、自分の業務に関する資料を作成し、引継ぎが滞りなく進められるように準備しておきましょう。

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退職日前に有給消化を拒否されたらどうすればいいのか

退社の意志を伝え、退社日も有給休暇の取得日もスケジュールを立てて進めていたのに、有給消化が拒否されてしまうことは、稀ですが実際にあることです。

在職中に経てたスケジュールが思い通りに進まなかったり、仕事でトラブルが発生して対応に追われたりと、どうしても予定通りにはいかないことは多々あります。

ですが、そうではなく上司から有給休暇の消化を拒否されてしまった場合には、どうすればよいのでしょうか?

もう一度自分の意志をしっかり伝える

引継ぎ業務に問題があったなどの自分の落ち度では無い限り、有給休暇の取得は労働者の権利として主張することができます。

今一度、有給休暇取得の意志をはっきりと伝えるようにしましょう。

その上で自分もスケジュールを調整し進めているという、自分の正当化を主張し、相手の要望に流されずにしっかりと伝えることが大切です。

業務の引継ぎのための最善の準備をする

自分が退社した後も、業務に支障が無いようにするために、引継ぎ作業が行われます。

その引継ぎ作業が不十分な状態で、当然の権利だからと言って、有給休暇の取得を申し出ても説得力に欠けるというものです。

まずは周囲に迷惑をかけないように、引継ぎがスムーズに進む様なスケジュール調整・資料作成など、最善の準備を進めていきましょう。

他の上司や部署・労働基準監督署に相談する

自分自身に落ち度はなく、他に特別な理由もないうえで有給休暇の取得を拒否されているのであれば、他の上司に相談してみるのも良いでしょう。

もしくは総務部など、会社の管理部署へ直接相談するのもおすすめです。

もし社内の誰に相談しても改善が見られない場合の最終手段度として、労働基準監督署に相談するという方法もあります。

よっぽどじゃない限りの最後の相談窓口になるかと思いますが、どうしても会社が話を聞いてくれない場合の強行突破法として、頭に置いて頂くのも良いでしょう。

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退職の際に有給休暇を消化しない人がいるのはなぜなのか


労働者の当然の権利である有給休暇ですが、この有給休暇を何日も保有したままで退社してしまう人も、実は少なくありません。

なぜその様な状況となってしまうのでしょうか。

退職の際に有給休暇を消化しない人がいる理由について、考えてみたいと思います。

気まずさゆえに消化しないことにした人もいる

”退職する”ということ自体の気まずさから、有給休暇を取得せずに辞めていく人達がいます。

実際に今まで一緒に働いてきた仲間ですので、その仲間がバタバタと業務に追われている姿を見れば、退社する自分がさらに休んでしまうことに罪悪感を感じる人もいるようです。

さらには、繁忙時期に退社する人は、なかなか有給休暇取得の意志を示すことすら難しいと感じる人が大勢います。

法律上では労働者の当然の権利であるとは言え、心情としてはなかなか難しいと感じてしまうようです。

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まとめ

退職する上での有給休暇取得に関する情報を、まとめました。

退職の有無は関係なく、有給休暇を取ることに罪悪感を覚える人は多いようです。

これは、真面目な日本人に見られる傾向なのでしょうか。

できることなら、新たなステップに踏み出す前に、自分の癒しとなる時間も得た上で前に進んでいきたいものですよね。

自分の意志を持って、有意義な有給休暇を取得して頂ければと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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