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モチベーショングラフ

就活で役立つモチベーショングラフの書き方を紹介【テンプレあり】

就活で役立つモチベーショングラフの書き方について解説します。モチベーショングラフとは生誕から現在までのモチベーションの推移を示すグラフのこと。就職活動で自己分析する際によく用いられるグラフです。またモチベーショングラフは面接などの選考で課される場合もあるため、就活の対策にも有効です。今回はモチベーショングラフの書き方や利用するメリットをテンプレと共に解説していくので実践してみてください。

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モチベーショングラフとは就活対策に有効な自己分析ツール!

モチベーショングラフとは、就職活動で自己分析する際によく活用されるグラフのことです。

モチベーショングラフを書くことで、生まれてから今現在までの出来事や関わった人物などを包括的に振り返ることができ、自己理解を深めることができます。

自己理解を深めることで実体験に基づいた自己PRや志望動機を作成しやすくなるので、結果的にES作成や面接などの就活時にも大いに役立ちます。

早速、就活でも役立つモチベーショングラフの書き方を次項より見ていきましょう。
 

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▶︎【一覧・例文あり】就活の軸がすぐ見つかる決め方を業界業種別に徹底解説

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モチベーショングラフの書き方

モチベーショングラフの書き方は、次の表のようにまとめることができます。
 

書き方1 縦軸(モチベーション)と横軸(時間)を書く
書き方2 モチベーションの推移を書く
書き方3 当時の出来事や環境を顧みる
書き方4 当時の行動・感情・思考を顧みる
書き方5 自分自身を見つめる


それでは、モチベーショングラフの書き方についてそれぞれ説明していきます。
 

書き方1.縦軸(モチベーション)と横軸(時間)を書く

モチベーショングラフの書き方1
モチベーショングラフを作成するときは、まず初めに縦軸と横軸を書きましょう。

縦軸はあなたのモチベーション度をあらわし、横軸は時間を示します。

横軸の時間は、表のように「0〜5歳」や「15〜20歳」と年齢で区切るとわかりやすいです。

または、年齢ではなく「幼少期」「高校時代」と大まかな期間で区切っても良いでしょう。

区切り方は自由なので、過去を振り返りやすい区分を用いて横軸をつくっていきましょう。

書き方2.モチベーションの推移を書く

モチベーショングラフの書き方2
縦軸と横軸の記入が済んだら、モチベーションの推移を記入していきます。

縦軸(モチベーション)は、下から順に「-100%」「-50%」「0」「50%」「100%」とモチベーション度合いを数字であらわすとグラフが書きやすくなるので、まず先に記入しておきましょう!

モチベーション度合いをあらわす数字の記入が完了したら、横軸(時間)にそって生まれてから現在まで、どのようにモチベーションが増減してきたかのかを折れ線グラフを書く要領で記入していきます。

当時のことを振り返りながら、自分の気持ちに素直になって書くことがポイントです。

書き方3.当時の出来事や環境を顧みる

モチベーショングラフ3
モチベーションの推移を記入できたら、モチベーションが増減した当時の出来事や置かれていた環境について振り返ってみましょう。

図のように、モチベーショングラフの下部に表をくわえて、より細かく当時の出来事や環境について書き出していきます。

モチベーションが高かった時期はどんな出来事があったのか、逆に低かった時期は何が要因だったのか、くわえて当時の環境はどのような雰囲気だったのか……など想像しながら振り返りを行ってみましょう。

そうすることで、自分がどのような場面や物事であれば熱量を持って取り組み、活躍できるのかが分かるようになります。

書き方4.当時の行動・感情・思考を顧みる

モチベーションの増減や当時の出来事、環境について振り返りができたら、今度は​​当時の行動・感情・思考にフォーカスしてみましょう。

その当時、自分はどのようなアクションを起こしたのか、どのような感情を抱き、どのような考え方を持っていたのか。

自分の内面を見つめていきましょう。

例えば、「高校時代の体育祭でやりがいを感じた」という場合を想定してみましょう。

この場合、単に「体育祭にやりがいを感じた」と片付けるのではなくて、どうしてやりがいを感じたのかを考えてみましょう。

その背景には、「学級委員会としてクラスを引っ張り、優勝へ導いた」からやりがいを感じたという場合もあれば、「苦手だった競技種目でも、日頃練習を積み重ね、本番で活躍できた」からやりがいを感じたという場合もあるでしょう。

前者であれば「周囲の人と協働して物事に取り組むことにやりがいを感じる」という価値観であることが考えられますし、後者であれば「日頃から努力を積み重ね、自分のレベルの向上にやりがいを感じる」という価値観をもっていると考えられます。

このように、当時の行動や感情、思考を振り返ることで、自分の価値観について知ることができます。

書き方5.自分自身を見つめてみる

書き方1〜4を通してモチベーショングラフが完成したら、自分自身を見つめる時間をつくりましょう。

モチベーショングラフを書くことで、自分の人生におけるモチベーションの分岐点が見えてくるはずです。

モチベーションが上がる分岐点と下がる分岐点をそれぞれ見直して、自分が置かれていた環境や行動、感情や思考に共通点がないか、違っている点がないか見出してみましょう。

  • 自分が熱量を持って取り組めたことにはどのような共通点があるのだろうか?
  • 熱量を持って取り組めることと取り組めないことにはどのような違いがるのだろうか?
  • 自分が活躍できた環境に共通点はあるだろうか?


上記のような問いかけを自身に行い、今までの人生を俯瞰してみてください。

モチベーショングラフの作成を通して、自分の価値観や得意・不得意などを把握するようにしましょう。

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モチベーショングラフのテンプレート

簡単にモチベーショングラフの作成に進めるよう、モチベーショングラフのテンプレートを紹介します。

PC用テンプレート(Exel)

以下のテンプレはコピーして使用してください。

▼ダウンロード
PC用テンプレート(Exel)

関連するQ&A

モチベーショングラフを書くメリット

モチベーショングラフを就活で書くメリットを紹介します。

モチベーショングラフを書くメリットとして次の3つが挙げられます。

  • 実体験に基づいた自己PR/志望動機を作ることができる
  • 自分の価値観についての理解を深めることができる
  • 自分にあった企業選びができる


それでは、モチベーショングラフを書くメリットについて、それぞれ説明していきます。
 

メリット1. 実体験に基づいた自己PR/志望動機を作ることができる

モチベーショングラフを書くと、生まれてから現在までの経験や感情を振り返ることができます。

そのため、過去の経験を根拠として自分自身の強みや将来取り組んでいきたいことを考えられるようになります。

モチベーショングラフを作成することで実体験に基づいた自分ならではの自己PR/志望動機を作れるようにもなるでしょう。

そのため自己理解が深まれば、面接での発言にも根拠を持たせることができ、選考官から良い評価をもらえる可能性も高まるはずです。

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▶︎自己PRは締めで決まる!最高の終わりの言葉を例文でご紹介

 

メリット2. 自分の価値観についての理解を深めることができる

モチベーショングラフを書くことで、自分の価値観についての理解を深めることができます。

過去の経験や出来事が自分の思考や行動にどのような影響を与え、現在に繋がっているのかが可視化されるため、自分の価値観について理解するのにモチベーショングラフは有効です。

また、自分自身がどのようなことに喜びややる気を感じるのか、逆境に陥った際にどのような行動をして乗り越えてきたのか、なぜその解決手段を選んだのか、などを深掘りすることでモチベーションの源泉を知ることができます。

普段、何気なく続けていることや感じていることも含め、身の回りのことから振り返り、モチベーショングラフを書いてみると良いでしょう。

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▶︎【例文あり】面接で聞かれる大切な価値観とは?ポイントや書き方を詳しく解説!

 

メリット3. 自分にあった企業選びができる

モチベーショングラフを書くことで自分の価値観についての理解を深めることができ、結果自分にあった企業選びができるようになります。

モチベーショングラフでは自分がどのような場面で喜びややりがいを感じるのか、頑張ることができるのかなど、自分の特性について知ることができます。

特性を知ることで、どのような働き方がしきたいのか、どのような業務だったらやりがいを感じられそうか、どのような価値観や文化をもつ企業であれば心がワクワクするのかなど、判断がしやすくなります。

モチベーショングラフを書くことで、自分に合った企業や業界、職種を選びやすくなるでしょう。

メリット4. 社会人になっても役立つ

モチベーショングラフは就活の時期だけでなく、社会人になってからも役立ちます。

モチベーショングラフを用いると自身の経験やスキル・価値観を可視化することができるため、キャリアパスや将来的なビジョンを考えるうえで役立ちます

また、仕事で壁にぶつかった時、これまで自分はどのようにして困難を乗り越えてきたのかを振り返ることもできます。

就活時で終わらず、社会人になってからもモチベーショングラフを活用して、自身の価値観を把握するようにしましょう。

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モチベーショングラフは選考で課されることがある

モチベーショングラフは就活の対策に有効なものですが、選考で課されることも把握しておきましょう。

モチベーショングラフが選考で課されるパターンとして、次の3つが挙げられます。
 

  • モチベーショングラフの提出を求められる
  • モチベーショングラフを基に面接で質問される
  • モチベーショングラフでプレゼンを求められる


それでは、それぞれのパターンについて説明していきます。
 

モチベーショングラフの提出を求められる

企業にエントリーする際、ESや履歴書などの提出書類に加えて、モチベーショングラフの提出が求められることがあります。

エントリーシートや履歴書では読み取ることのできない、あなた自身の経験や価値観を知るために提出を求める企業もあるため、事前に準備しておくと安心です。

一つ注意しておくべき点はモチベーショングラフを作成する際、選考官が読みやすいよう意識して作成する必要があることです。自分にしか読み取れないグラフでは、選考官にあなたの魅力を伝えることができません。

また価値観や経験を知るだけでなく、しっかり自己分析ができているかどうか、という点をチェックする企業もいるため「いつの時点で、どのような出来事が起こり、何を感じ、どう考えたのか」を言語化できるよう何度も読み直して作成していきましょう。
 

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モチベーショングラフを基に面接で質問される

提出したモチベーショングラフに基づいて面接で質問されることがあります。

一般的な就活の面接では、高校時代から大学時代について聞かれることが多く、中学時代以前について聞かれるケースは少ない傾向にあります。

一方で、モチベーショングラフに基づいて質問される場合は、生誕から現在までの人生について幅広く聞かれる可能性が高いです。

とくにモチベーションの分岐点となる時期は質問される確率が高いので、なぜそのようなモチベーションの動きになったのかを自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。

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モチベーショングラフでプレゼンを求められる

「モチベーショングラフに基づいて、自分自身について簡単に説明してください」と、プレゼンを求められるケースもあります。

その場合、生まれてから現在までのモチベーションの分岐点となる時期を中心に説明するようにしましょう。

「〇〇時代は、〜に熱中しその結果、△△を果たしたので、ご覧いただいているグラフのようなモチベーションの推移になっています」といった具合に説明していきましょう。

最近ではWeb面接が一般的になっており、モチベーショングラフを画面共有しながらプレゼンするというケースも増えています。

カーソルなどをうまく活用しながら相手に伝わるプレゼンを心がけてみてください。

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モチベーショングラフのまとめ

モチベーショングラフを書くメリットや書き方について説明してきました。

モチベーショングラフはESや面接など就活の対策にも有効な手法です。

現在の思考性や価値観がどのように形成されてきたのかを知ることができたり、自分がどういう人物であるかを把握できたりするので、就職活動において自己分析に悩んでいる方は、まずモチベーショングラフを書いてみることをおすすめします。

当時の出来事や環境、行動や感情や思考などを振り返る際は、共通点と相違点に着目してみることで考えやすくなるので、意識してみてくださいね。

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