
職場でプライベートを聞かれたくない!嫌な質問のかわし方
職場プライベートな話をしたくない人は多いかもしれません。本記事では、プライベートの嫌な質問を聞かれた時の4つのかわし方を、パターン例を用いて解説していきます。また、プライベートを聞かれないための4つの対策もセットでご紹介するので、ぜひご覧ください。
職場でプライベートを聞く5つの理由
なぜ、親交が浅いのにプライベートの話を聞いてくるのでしょうか。ここでは、その5つの理由を探っていきます。
- 仲良くなりたいから
- 会話のネタがないから話している
- 相手の詳しい情報を知ってネタにしたい
- 相談に乗ってアドバイスをしたいから
- 相手の状況を知っておきたい
以上の5つの理由から解説していきます。
仲良くなりたいから
仲良くなるためには、まずお互いを知らなければならないと考えているのかもしれません。また、興味を持っているため相手の話を聞いて距離を縮めたいと思っている可能性が高いです。「この人と仲良くなりたい」と思っているがゆえに、多くを聞きすぎてしまう傾向があるでしょう。
続いては、みなさんは職場でどのくらい会話をしているのか、疑問に感じた方からのQ&Aをご紹介します。
皆さんは職場でどのくらい会話しているのでしょうか・・?
現在、IT企業で働いています。パソコンの前ということもあって黙っている時間がかなり長く、黙々と業務をしています。
むしろほとんどしゃべるタイミングがなく、会社内でしゃべっている人はなぜそんなにたくさんしゃべることができるのかなと思っています。
自分も私生活ではそこまで無口ではない(そういっても静かな方ですが。。)のですが、会社になると特にしゃべることがなく黙り込んでしまいます。
皆さんは会社内でよくしゃべってますか?また勝手なイメージですが、しゃべっている人の方が仕事ができるイメージです。ですので、しゃべる方はどのような時にしゃべろうと思っているのでしょうか?ご回答よろしくお願いします。
こんにちは、IT企業で管理職をしているものです。よい観点ですね。職場での会話は本当に大事だと思います。
よく喋る人ができるように見えると言っていたことに加えて、あなたと同僚や上司や部下との間に、話そうと思えば一対一でも気軽に話せる雰囲気や関係ができていることがとても重要で、そういう関係性は普段から話さないと育ちません。
私はプライベートではかなり静かなタイプなので、会社では...続きを見る
会話のネタを探している
お互いの親交が浅いため、相手のプライベートの話を聞いて会話のネタを探している可能性があります。そして、共通点を探して仲良くなろうと考えている場合もあるでしょう。あるいは、関係性が浅いと会話が長く続かないため、質問責めをして場繋ぎをしているケースも考えられます。
相手の詳しい情報を知ってネタにしたい
相手の詳しい情報を探って、ネタにしたいと考えている人もいるでしょう。好奇心が強く交友関係が広い人ほど、情報を集めて仲の良い人と共有しようとする人もいます。また、相手の弱みを握りたい、人と比較して安心したいという心理が働いている人の可能性もあるため注意が必要でしょう。
相談に乗ってアドバイスをしたいから
あなたのことが心配で「相談に乗ってあげたい」「励ましたい」という良心で、プライベートを聞いている人もいるでしょう。普段から、あなたのことを気にかけており言動を見て「悩みを抱えているのでは?」と考えている可能性が高いです。そのため、少しでも話を聞いてアドバイスをしたいと思っているのかもしれません。
相手の状況を把握しておきたい
相手の状況を把握しておきたいと感じており、つい根掘り葉掘りプライベートの話を聞いてしまうのかもしれません。あるいは、他人をコントロールしようとする支配欲が強いタイプである可能性も高いでしょう。
これは比較的、部下を持つ上司に多い傾向で、情報を管理をして自分の思い通りにしたいという考えも推測できます。
【パターン例あり】職場でプライベートを聞かれた時の4つのかわし方
職場の人からプライベートな質問をされて嫌な気持ちになったことはあると思います。そんな時に、上手に質問をかわせる対処法を詳しく記載していきます。
- SNSを聞かれたとき
- 交友関係について聞かれたとき
- 休日の話を聞かれたとき
- 住まいについて聞かれたとき
以上の、パターン別にプライベートを聞かれたときのかわし方を解説します。
SNSを聞かれたとき
親しくない間柄で、SNSを聞かれたときどのような対応をした方がいいのでしょうか。幅広い場面で使える方法について解説します。
- ストレートに本音と嘘を混ぜて断る
- 職場の人、全員に教えていないと言い断る
- SNSが苦手、悩みやすいからやっていない
- 職場専用のアカウントを作っておく
- アカウントに入れないと言う
最近では、職場の人にSNSを聞かれることが当たり前になってきているかもしれません。しかし、プライベートをきっちり分けたい方はストレートに断りましょう。
例えば、「職場の人にSNS見られるのは、恥ずかしいので誰にも教えてない」「SNSをやっていると悩みやすいから、今はやっていない」などと断ってみてください。ここでのポイントは、本音を織り交ぜながら、控えめに断りを入れています。そうすることで、相手のプライドをへし折らず、引き下がりやすい状況を作り出せます。
遠回しに断るよりも、相手が共感できる理由を述べながら断った方が、上手くかわせるためおすすめです。
社会人がプライベートとビジネスの線引きで心がけることはなんですか?
最低限社会人としてプライベートとビジネスとの線引きするために心がけることは何でしょうか。下記の状態だとしてもです。
何もかもが詮索される状態で休まらず疲弊してるとき。
話すことと話さないことを決めた上で
話さないことは...続きを見る
交友関係について聞かれたとき
職場で「恋人はいる?」などプラベートの交友関係を聞かれることがあると思います。いきなり、このような面倒な質問をされたら「最近、別れました。」と伝えその場のあえて空気を壊しましょう。
あえて質問がしにくい返答をすることで、それ以上根掘り葉掘り聞かれる心配がなくなるでしょう。
親交が浅いのに、親密な交友関係を聞いてくる人は噂好きであったり、情報収集をしたいだけの可能性が高いです。そのため、真摯に交友関係について答える必要はないと言えるでしょう。ただし、お世話になっている間柄の場合は、答えられる範囲で話すと良いかもしれません。
プライベートな質問をされて答えたくない場合の回答は何がいいですか?
面接官から来る質問でプライベートの内容について踏み込んで、応えたくない質問の場合、どうやって答えるべきなのでしょうか。
以前面接で聞かれたくないことを聞かれて、「〇〇について言った方が良いのですか?
〇〇については...続きを見る
休日は何をしているか聞かれたとき
休日は何をしているか聞かれたときは、「友人と遊んでいる」「〇〇の勉強をしている」など様々なジャンルの答えを用意しておくと良いでしょう。
なぜなら、ひとつの解答に偏ってしまうと変な先入観を持たれる可能性があるからです。解答に幅を持たせることで、休日の行動を推測されにくくなるためおすすめできる手法です。
住まいについて聞かれたとき
住まいについて聞かれたときは、ざっくりとした地域で答えることが無難でしょう。相手がどのような人柄かわからない場合は、特定の地域を答えるのは危険なので控えたほうが良いです。
それでもしつこく特定の住まいを聞かれた場合は、「もう少し仲良くなってからにしましょう。」と一線を引いている態度を示しましょう。自身の言いたくないことや、個人情報は話さないスタンスを取ることをおすすめします。
職場でプライベートを聞かれないための4つの対策
なぜ職場でプライベートの話を聞かれてしまうのだろう?と悩んだ経験はありませんか?ここでは、普段から気をつけた方が良い行動について記載します。
- 普段から話さないイメージを作る
- 敬語を使う
- お酒が弱いアピールをする
- 社交の場に顔を出さない
職場でプライベートを聞かれないための4つの対策について解説します。
普段から話さないイメージを作る
職場でプライベートを聞かれないためには、普段から話さないイメージを作ることが大切です。周囲の人と、業務以外の雑談をしないようにすることで、「話しかけても返答が返って来なそう」「話しかけたら怒られそう」などの先入観を持たれるでしょう。
つまり、相手に話しかける気持ちを削ぐことができるので有効的な方法だと言えます。
敬語を使う
職場でプライベートを聞かれないためには、敬語を使うこともおすすめです。敬語を使うことで、一定の距離が生まれ、仲良くなりにくい効果があります。
そのため、世間話がしづらく、プライベートの質問もしにくい状況が作り出せるのでぜひ試してみてください。
お酒が弱いアピールをする
職場でプライベートを聞かれないためには、お酒が弱いアピールをすることもおすすめな方法かもしれません。なぜなら、職場の人にプライベートを聞かれやすい状況が飲みの席が多いためです。
従って、お酒が弱いイメージを周囲の人に持ってもらえれば、誘いにくい存在になるため有効な方法だと言えるでしょう。
社交の場に顔を出さない
職場でプライベートを聞かれないためには、社交の場に顔を出さないよう徹底しましょう。不規則に参加すると、「もしかしたら、参加するかもしれない」と勘違いされてしまう可能性が高いので気をつけましょう。
職場の強制的な集まり以外は、参加しない姿勢を貫ことが重要です。一貫性を持っていれば、周囲の人から誘いの連絡が来なくなるでしょう。
職場でプライベートを聞かれたくない人に関する質問
職場では、メリハリを持って働きたいと考えている人は多くいるでしょう。ここからは、職場でプライベートを聞かれたくない人に関する質問について解説していきます。
職場の人にプライベートの話をしたくないのは変?
職場の人にプライベートの話をしたくないのは、おかしいことではありません。職場とプライベートを分けている人にとって、関係がなあなあになってしまうとストレスがかかるでしょう。
仕事でプライベートの話をしなくても、業務に大きな影響は出ません。業務上で円滑なコミュニケーションをとる意識をすれば、問題なく仕事が進むので安心してください。
上司が部下へプライベートの会話をしないのは異常だと思いますか?
42才会社員です。(1年半前に転職)
私含め60才以上3人です。
一番の長の上司(男性)からの雑談の切り出しはもう一人の60以上の女性としか話しません。
私が話題にのっかっている状態です。
私は狭いオフィス内で孤立状態で仕事をしています。
同性である部下(私)へフォローやプライベートの話をしない上司は異常だと思いますか。
孤独感を感じます。会社に行くのもおっくうです。
回答者様はどう思い、どう行動しますか。
良きアドバイスお願いします。
フォローやプライベートの話をしない上司について、ここで異常かどうかを聞いても事の解決には至りません。
質問を見る限りは何らかのアクションを動かす必要があり...続きを見る
プライベートを詮索する人の特徴は?
人によっては、プライベートを話してもいいと考える人は多いかもしれません。ここでは、プライベートを詮索する人の特徴について解説します。
- 噂話が好き
- 寂しがりや
- フレンドリー
- 好奇心旺盛
以上がプライベートを詮索する人の特徴でした。相手の情報を得て周囲の人に言いふらす人は、噂話が好きであったり、寂しがりやの特徴があるでしょう。
しかし、中には悪気なく、フレンドリーで好奇心が旺盛なタイプの人もいます。そのため、苦手意識を持ち過ぎずゆっくり距離を縮めていきましょう。
職場でプライベートな話をする必要はない!
職場でプライベートの話をしたくないと悩んでいる人は多いでしょう。プライベートな質問を上手にかわすには、本音を織り交ぜながら、控えめに断りを入れてみてください。
周りくどい言い方では、曖昧すぎて相手に伝わらない場合があります。ある程度、分かりやすくはっきりと伝える勇気を持つことも大切です。
職場の人間関係を良好に保ちながらも、ストレスがかからない範囲で自己開示していきましょう。
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