
富士フイルムの平均年収は788万円!総合職の初任給や年代別の給料も独自解説
富士フイルムの平均年収は788万円でした。富士フイルムの年収は低いのか?高いのか?本記事では富士フイルムの院卒・大卒の初任給から、20代〜50代の年代別年収など、さまざまな観点から富士フイルムの給料やボーナスについてリサーチしています。
富士フイルムの平均年収788万円
富士フイルムの平均年収や給与の仕組み、人事制度などについて解説します。
富士フイルムの平均年収・年収範囲
参照:JobQ Town 富士フイルム 年収
2025年7月現在のJobQ Townに寄せられた口コミに基づき、富士フイルムの平均年収を独自算出すると788万円となりました。
また回答の範囲を見ると一番低くて340万円、最も高い年収は1400万円となっています。
※JobQ Townに寄せられた口コミをもとにしたものですので、実際の平均年収と乖離がある場合があります。
なお、参考情報として、親会社である富士フイルムホールディングスの有価証券報告書によると、2025年3月期の平均年収は1,124万円となっています。
比較すると富士フイルム株式会社は、ホールディングスよりも年収が低いことがわかります。ただし、ホールディングスは管理部門中心のため、富士フイルムの従業員とは年収構造が異なる点に注意が必要です。
ここ数年は賃上げが続いている
日本経済新聞の記事によれば、富士フイルムは3年連続で基本給の引き上げ(ベア)が行われているとのことです。
初任給も同様に引き上げが行われており、今後も続くとなればさらに平均年収は上昇していく可能性が高いでしょう。
参考:富士フイルム5.5%賃上げ、過去最高 ベアは1万5000円
給与の仕組み
富士フイルムの募集要項を見ると、「事務系」「技術系」の2つに分かれて募集が行われています。
初任給に差はありませんが、学歴によって差があり、この差はキャリアが進むことで開く可能性があると言えるでしょう。
また昇給は年1回、ボーナスは年2回となっています。
参照
:新卒採用情報[技術系]
:新卒採用情報[事務系]
人事制度について
富士フイルムは入社後3年間を育成期間として重視し、OJTを基本とした研修が行われています。
また、富士フイルム独自の制度として、以下のようなものが確認できました。
- +STORYチャレンジ制度
- 社内公募制度、グループ全体で実施することで会社、事業、職種を超えたチャレンジを促す
- Plism活動
- 業務時間の約10%を自由時間に充てることがでいる部活型小集団活動
このような制度を導入することで、社員のチャレンジを積極的に起こす狙いが見られます。
参考
:社員一人ひとりの強みや価値観、『働きがい』に応じた自律的なキャリア形成の実現
:人材育成と働き方
富士フイルムの年収に関する口コミ
口コミを見ると、数年で裁量労働制になるとのことでした。仕事が早く終われば得ですが、本来の残業代分以上の残業が発生することもあるようです。
またボーナスの金額が高く、業績や景気によっての変化を警戒する声も見られました。