
日立システムズの就職難易度は? 新卒の採用大学や学歴フィルターがあるか調査
メーカー系SIerとして高い人気を誇る日立システムズですが、就職難易度がどれくらいなのか気になる就活生も多いのではないでしょうか?しかし、就活サイトや企業の採用ホームページだけでは、日立システムズの就職難易度は分かりませんよね。そこで本記事では、日立システムズの新卒の採用大学や採用倍率、学歴フィルターの有無から、就職難易度を徹底解説します!日立システムズの社風や日立ソリューションズとの違いについてもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
日立システムズの就職難易度は? 人気度も併せて調査
まずは、日立システムズの就職難易度と人気度をまとめて確認していきましょう。
日立システムズは、システムの構築・導入から運用・監視まで、一貫したサービスを提供するメーカー系SIerです。IT業界は就活生からの人気が非常に高く、日立システムズも例外ではありません。
同業他社と比較しながらお伝えするので、選考を受けるか迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。
「入社が難しい有名企業ランキング」上位200社の対象外
東洋経済オンラインの調査によると、日立システムズは「入社が難しい有名企業ランキング」上位200社の対象外だと分かりました。同業他社と順位を比較すると、下記の通りです。
順位 | 企業名 | 入社難易度 |
60位 | NTTデータ | 61.4 |
199位 | 日立ソリューションズ | 58.3 |
ランキング外 | 日鉄ソリューションズ | - |
ランキング外 | NECソリューションイノベータ | - |
ランキング外 | 富士ソフト | - |
ランキング外 | 日立システムズ | - |
メーカー系SIerの中で最も入社難易度が高いのは、NTTデータでした。オービックやTISなどの独立系SIerが多くランクインしているのに比べ、メーカー系SIerは入社難易度がやや低い傾向にあるようです。
しかし、日立システムズが属するIT・通信業界は、「業種別・入社難易度ランキング」では、8位/32位にランクインしています。
ランクインこそしていないものの、業界の入社難易度の高さを踏まえると、日立システムズに入社するのは決して簡単ではないと言えるでしょう。
参照:東洋経済オンライン「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社
「就職人気ランキング」では235位にランクイン
日立システムズは、東洋経済オンラインの「就職人気ランキング」で235位にランクインしていることが分かりました。
順位 | 企業名 |
25位 | NTTデータ |
27位 | 日鉄ソリューションズ |
35位 | 日立ソリューションズ |
98位 | 富士ソフト |
200位 | NTTコムウェア |
215位 | NECソリューションイノベータ |
235位 | 日立システムズ |
こちらのランキングには多くのメーカー系SIerがランクインしており、就活生からの人気の高さが伺えます。235位に位置する日立システムズは、メーカー系SIerの中では比較的人気度が低いと言えるでしょう。
とはいえ、同じ日立グループである日立ソリューションズは、35位にランクインしています。グループ企業の知名度・人気度が高い分、日立システムズも学生からの応募が多くなると予想できるので、内定を勝ち取るには、しっかりと選考対策をすることが大切ですよ。
参照:東洋経済オンライン『2.5万人の学生が選んだ「就職人気ランキング」』
採用倍率は72~108倍
リクナビによると、日立システムズの今年度採用見込みが201~300名、2024年のプレエントリー候補リストの登録者数が21,722名であることから、採用倍率は約72~108倍となりました。
採用倍率を同業他社と比較すると、下記の通りです。
企業名 | 採用倍率 |
日立ソリューションズ | 約102~203倍 |
日立システムズ | 約72~108倍 |
NTTコムウェア | 約58~87倍 |
NECソリューションイノベータ | 約58倍~ |
日鉄ソリューションズ | 約39~78倍 |
富士ソフト | 約5倍~ |
日立ソリューションズに次ぐ採用倍率を誇っており、同業他社と比べても競争率が高いと言えるでしょう。採用倍率が高い要因としては「大手企業の子会社であること」「グループ企業との併願者が多いこと」が考えられます。
第二志望、第三志望として応募する学生も少なくなく、ES(エントリーシート)などの一次選考が鬼門になる可能性が高いですよ。
参照:リクナビ 2024