
Web面接は何分前に入室?待機までにすべきことも紹介!
Web面接は何分前に入室・待機するのがいいのでしょうか。対面の面接では10分前に到着し5分前に受付をすませるのが理想と言われていますが、Web面接も同じでしょうか?入室前にすべきことも含めて、解説します。
Web面接では何分前に入室すべきなのか
Web面接では、何分前に入室すべきなのか疑問に思う人も多いでしょう。
新型コロナウイルスの影響によりWeb面接が急速に普及し、今では当たり前となっています。
Web面接は新しいかたちの面接であり、具体的に何分前に入室すべきかの定説は完全には確立されていません。
対面での面接では、会場への到着は10分前、受付は5分前に済ませるのが目安ですが、Web面接ではどうなのでしょうか。
今回は「Web面接では何分前に入室すべきのか」について、解説していきます。
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Web面接では指定がなければ5分前を目安に入室しよう
Web面接では、企業側から指定がなければ5分前を目安に入室するといいでしょう。
時間直前の入室では慌ただしくなったり、企業側からの印象が悪くなってしまったりする可能性があります。逆に入室が早すぎても、相手方がまだ準備できていない可能性が高いです。
一般的な面接と同様、早すぎても遅すぎても相手方へ迷惑をかけてしまうため5分前が一般的な目安とされています。
企業側からの指示があれば従って準備しよう
Web面接では、一般的に面接の当日までに企業側から面接の概要、当日使用するWeb面接のツールについての説明が記載されたメールが届きます。
企業によっては、メールに「〇〇分前までに入室してください」や「早く入室いただいても対応できないので面接開始時間に入室してください」などと入室時間が指定されている場合があります。
その場合は、指定された時間に従って入室するようにしましょう。
例えば、面接開始時間が15時半で事前のメールに「面接開始の15分前までに入室してください」と記載があった場合、15時15分前までに入室するということになります。
入室する前に機材や服装など準備が必要になるため、指定された時間から逆算してWeb面接に備えておきましょう。
入室の準備は10分前を目安に済ませておこう
入室の目安は5分前ですが、準備は余裕を持って10分前を目安に済ませておくといいでしょう。
Web面接では実際に会う面接と違い、機材やインターネット回線といったトラブルが起こりやすいため、万全の準備をする必要があります。
多少の時間的余裕を持って準備をしておくことで、落ち着いて面接に望めるはずです。
早すぎる入室は逆効果になりかねない
早めの入室は時間を守る姿勢や準備万全であることのアピールになる、と思われるかもしれませんが逆効果になる場合もあります。
Web面接のツールや設定によっては、自分が入室したという通知が担当者へ送られる場合があります。
早すぎる時間に入室すると、相手方の仕事に支障が出たり、急かしてしまうような事態になりかねません。
Web面接の入室前にすべきこと5つ
Web面接では、入室時間に指定があれば指定に従って入室、指定がなければ面接開始時間の5分前を目安に入室すると説明しましたが、ここでは入室前にすべきことを説明します。
Web面接では、入室する前に次の5つを済ましておくと良いでしょう。
- インターネット回線の確認
- 充電・電源接続の確認
- カメラの画角や明るさの確認
- スピーカーやイヤホン・マイクの確認
- 筆記用具や必要な書類の確認
それでは、Web面接入室前にすべきことについて、それぞれ説明していきます。
インターネット回線の確認
Web面接では、インターネットの接続が不可欠です。
インターネットの接続が不安定だと、Web面接の途中で映像や音声が乱れてしまい、面接に支障が出てしまう可能性があります。
就職先を決める大切なWeb面接中にトラブルを起こさないよう、入室前はインターネットの接続が安定しているかどうかを確認するようにしましょう。
万が一回線が不安定になった場合は、スマートフォンを利用してテザリング接続することで解決できます。
そのためスマートフォンとパソコンを接続できるよう準備しておくと安心です。
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充電・電源接続の確認
Web面接中に接続していたデバイスの充電が切れてしまうトラブルもよくあります。デスクトップパソコンの場合は、電源アダプタの接続が悪いと電源が落ちてしまいます。
Web面接前は、接続デバイスがしっかりと充電されているか確認するようにしましょう。
可能であれば、充電をしながらWeb面接に臨むと安心です。電源アダプタとの接続も確認しておきましょう。
カメラの画角や明るさの確認
Web面接前はカメラの画角についても確認しておきましょう。
特に背景の映り込みには注意が必要です。
本人以外のものが映り込んでいたり、生活感のある背景が映り込むようなカメラの画角にしてしまうと、面接官に悪い印象を与えてしまう可能性があります。
バーチャル背景を使用するなども一つの手段ですが、室内がどこまで映り込むかを事前に確認しておき、できる限り壁の前などシンプルな背景になるようにしましょう。
また、明るさに関しても考慮しなくてはいけません。
部屋の構造によっては光源の位置を変えないと逆光になってしまう場合があります。逆光になると表情が見づらくなってしまうため、適切な向きや位置に移動する必要があります。
最近はWebカメラ用の照明も安価で入手しやすくなっているため、購入を検討してもいいでしょう。
ここで、Web面接の背景についての質問・回答の投稿がJobQにありましたので、ご紹介します。
就職活動中の大学3年生です。web面接の背景は白い壁や無駄なものが画面に映っていないことが一番望ましいものだと思っています。
ただ、私の家は壁紙が元々貼られていたり、どうしても棚やベッドなどが映ってしまいます。そこで質問なんですが、そうした場合にはバーチャル背景を使うべきなのでしょうか?それともそのままの背景でweb面接をするべきでしょうか?
バーチャル背景は綺麗で見栄えもいいですが、なんとなく使うべきではないのかなと思っています。いらぬ心配だったらいいのですが、少し不安だったので質問させて頂きました。よろしくお願いします。
ぼかし機能で良いですが
ペットの写真でも、富士山の風景で良いですよ
ふざけた写真や目がチカチカするような背景じゃなければ気にしません
気にしているような会社は...続きを見る
回答の詳細はリンクからご覧いただけます。
また、Web面接の背景に関する詳細記事は以下からご覧ください。
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▶︎【Web面接の背景は白い壁がいい?】好印象を与える背景を徹底解説
スピーカーやイヤホン・マイクの確認
スピーカーやマイクの音量設定が適切かどうかもWeb面接前に確認しておきたい点です。
Windowsには「サウンドレコーダー」、Macには「ボイスメモ」という機能がデフォルトで備わっています。これらを使用することで、マイクの設定を確認できます。
Web面接のツールの中には、自分の声が相手に聞こえるかや相手の声が聞こえるかを確認するなど、事前に音声テストができるものもあります。
音声テストがないツールの場合は、Web面接前に知人に協力してもらい、音声が問題なく届いているか確認するのもいいでしょう。
スピーカーに関しては、イヤホンの使用をおすすめします。スピーカーで本体から音声を出すと聞き取りづらく、会話に支障をきたす可能性があるためです。
イヤホンであれば周囲の騒音などに邪魔されず音声を聞き取れるため、可能であればイヤホンを準備しましょう。
筆記用具や必要な書類の確認
面接では必要な書類の連絡が事前にあったり、提出した履歴書を見ながら話したりする場合があります。
このような場合はデバイス上に写すのではなく、手元に書類を用意しましょう。手元の書類に目線を落とすのは失礼にはあたりません。確実に参照できる紙の書類の方が安心です。
提出した履歴書を印刷して手元に置いておくことで、余裕を持って面接に望めるのではないでしょうか。
また、面接の前後に事務連絡が伝えられる場合もあるので、筆記用具も準備しておきましょう。
パソコン上でメモをすると、ノートパソコンの場合は打鍵音がWeb会議上に乗ってしまいます。強すぎる打鍵音は不快感を覚える人もいるため、アナログな筆記用具でのメモがおすすめです。
Web面接でトラブルが発生したときの対処法
Web面接では、対面の面接と違い機器や回線などのトラブルが起こる可能性があります。
トラブルを想定して準備しておくことで、実際にトラブルが起きてもスムーズに解決できる可能性が高まります。
本稿では、Web面談で起こるトラブルに関して解説します。
インターネット回線のトラブル
事前に回線の確認をしても、面談の最中に回線不良になってしまう可能性はあります。回線の復活に時間がかかる場合は、面談の続行に支障が出てしまうでしょう。
解決策として、スマートフォンを利用したテザリング通信でWeb会議を続行するという手段があります。そのために、スマートフォンは手元に置いておき、接続できるようなケーブルを準備しておきましょう。
一時的に面接担当者と連絡が取れなくなってしまうため、非常時の連絡先を控えておくことが望ましいです。
音声関係のトラブル
操作ミスや機器の接続不良によって、音声のトラブルが起こる場合があります。
自身の声をミュートしてしまわないよう、キーボードには必要以上に触れないようにしましょう。不要に操作をしなければ、操作ミスによるトラブルを防ぐことができます。
なにかしらのトラブルによって面接担当者と話ができなくなってしまった場合、チャット機能などを使ってトラブルが発生した旨を伝え、冷静に対処しましょう。
Web面接で好印象を与えるには?
Web面接ではどうすれば面接担当者に好印象を与えられるでしょうか。ここでは実際の面接とWeb面接で異なる部分について解説します。
カメラの写りを意識しよう
Web面接では、デバイスのカメラを使用するため普段と違う視点から身だしなみを意識しなくてはいけません。
化粧をする際はカメラの画質などを考慮し、普段よりもやや濃い目が推奨されています。照明などを工夫し、明るく見えるよう調整することが望ましいです。
服装は上半身のみスーツでいいのでは?と思う人も多いですが、面接時には何か取りに行ったりカメラを調整したりと、立ち上がる機会があり得ます。就活にふさわしくないズボンが写ってしまうのは印象がとても悪いため、上下必ず適切な格好をしましょう。
鏡に映った自分とカメラに映る自分は異なる点が多いため、必ずカメラを通した姿を事前にチェックすることが大切です。
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話すスピードを意識しよう
インターネットを通して会話を行うため、実際に会って面談するときよりも声が聞き取りにくい場合が多いです。
元々面接の練習で会話のスピードなどは意識していると思いますが、Web面接では聞き取りやすい発声に重点をおきましょう。
Web面接は何分前に入室すべき?のまとめ
Web面接では、面接開始時間の5分前を目安に入室するようにしましょう。
また、入室する前までに「インターネット」「充電・電源」「カメラの画角・明るさ」「スピーカーやイヤホン・マイク」「筆記用具」の確認を済ませることで、Web面接を滞りなく進められます。
Web面接ならではの注意すべきポイントを確認し、万全の状態で臨みましょう。
下記にWeb面接に関する関連記事をご紹介しておきますので、併せて参考にしてみてください。
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