
日本政策金融公庫の就職難易度は? 新卒の採用大学や学歴フィルターがあるか調査
日本政策金融公庫への就職を考えている方にとって、就職難易度や採用大学は気になる情報です。また日本政策金融公庫はどのような募集要項や採用プロセスなのでしょうか。倍率はどのくらいあるのでしょう。今回は日本政策金融公庫への就職をするための選考プロセスなど、日本政策金融公庫に実際に入社した方からの口コミもご紹介しつつ解説します。
日本政策金融公庫の就職難易度は? 人気度も併せて調査
日本政策金融公庫の就職難易度は高いと言えます。
就職難易度の高さについて、以下の3点からご紹介します。
- 「入社が難しい有名企業ランキング」にランクイン
- 「就職人気ランキング」にランクイン
- 採用倍率
「入社が難しい有名企業ランキング」では149位にランクイン
2024年、東洋経済オンラインが発表している「入社が難しい有名企業ランキング」のトップ200社に、日本政策金融公庫は159位にランクインしてました。
メガバンクを中心に多くの金融機関がランクインしており、金融業界の入社難易度の高さが際立っています。
日本政策金融公庫だけに限らず、大手金融機関を志望している就活生は、入念な選考対策が必要になるでしょう。
「就職人気ランキング」では127位にランクイン
東洋経済オンラインの「就職人気ランキング」によると、ランキング上位300社のうち、日本政策金融公庫は127位にランクインしていました。
同ランキングにも、メガバンクと呼ばれる金融機関が多数ランクインしています。
金融業界は、「業績が安定している」「給与・複利厚生が良い」といった理由で、昔から人気の高い業界です。
日本政策金融公庫も例外ではなく、採用は非常に狭き門になると考えられます。
選考では「日本政策金融公庫でなければいけない理由」をアピールすると、ライバルとも差別化を図る必要がありそうです。
こんな都合のいいことはないと思いますが、残業がほとんど福利厚生が良く年収の高い企業を知りたいです。
あまり知られてないですが、全国銀行協会のような業界団体の社団法人や財団法人は、仕事の内容の割…続きを見る
採用倍率は6〜16倍(採用人数174人)
リクナビによると、日本政策金融公庫の今年度採用見込みが201~300名、プレエントリー候補リストの登録者数が3,201名であることから、採用倍率は約6~16倍であると分かりました。
なお、プレエントリー数は増加傾向にあり、今後、さらに競争率が高くなる可能性があります。
採用倍率を他の金融機関と比較すると、下記の表の通りです。
企業名 | 採用倍率 |
あおぞら銀行 | 約741~3,704倍 |
三井住友銀行 | 約75倍 |
りそなグループ | 約72倍 |
みずほフィナンシャルグループ | 約41倍〜 |
日本政策金融公庫 | 約6〜16倍 |
大手金融機関の中では、あおぞら銀行が最も高く、日本政策金融公庫の採用倍率は若干低いことが分かりました。
他の金融機関に比べて、採用倍率が低いということは、その分内定の可能性も高くなるのではないでしょうか。
次に日本政策金融公庫の過去3年間の採用人数を紹介します。
総合職 | 地域総合職 | |
令和 5年 | 174名(男性114名、女性60名) | 20名(男性0名、女性20名) |
令和 4年 | 199名(男性131名、女性68名) | 24名(男性1名、女性23名) |
令和 3年 | 182名(男性116名、女性66名) | 26名(男性0名、女性26名) |
参照:採用情報|日本政策金融公庫
総合職と、地域総合職では、総合職の方が多く採用されています。
地域総合職は各年度で20人ほどしか、採用されていないため、実際の競争倍率はさらに高いと考えておくのが賢明です。