日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの就職難易度は？ 新卒の採用大学や学歴フィルターがあるか調査

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズは、国内外の企業をデジタル技術でサポートする会社です。ここでは、同企業の人気度や就職難易度について解説します。

「入社が難しい有名企業ランキング」上位200社の対象外

東洋経済オンラインが公表している「入社が難しい有名企業ランキング｣トップ200社」において、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズは200位圏外となっています。

そのため、就職難易度においては200位である「58.3」と同等か、それ以下の数値になると考えられます。なお、同じIT業界の競合企業のランキングは以下の通りです。

参照：東洋経済オンライン　入社が難しい有名企業ランキング｣トップ200社

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズは入社が難しい有名企業ランキングにはランクインしていないものの、三菱商事の合弁会社であるため、就職活動中の方から多くの注目を集めています。

また、IT先進国であるインドの最大手企業「タタ・グループ」に属していることから、外資系企業への就職を目指す方からの応募も多いのが特徴です。

同調査にランクインしていないからといって、簡単に採用を受けられるとは限らないでしょう。

「就職人気ランキング」上位300社に入っていない

東洋経済オンラインが公表する「2.5万人の学生が選んだ就職人気ランキング」では、300位以内に日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの名前は記載されていませんでした。

なお、IT業界の競合企業のランキングは以下の通りです。

参照：東洋経済オンライン　2.5万人の学生が選んだ就職人気ランキング

IT業界は今後の成長を見込めるとして、就活生から高い人気があります。日本タタ・コンサルタンシー・サービシズにおいても、入社は簡単ではないと考えられます。

採用倍率は8倍

「リクナビ」の数値を基に算出した、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの採用倍率は8倍です。今年度の採用予定人数は301名〜、プレエントリー候補リストの登録者数は2,447名となっています。

その他のIT系企業と採用倍率を比較すると、以下のようになります。

※リクナビに記載されている各社の情報を基に算出（日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社、TIS株式会社、アビームコンサルティング株式会社）。

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの採用倍率は8倍となっており、他の企業と比較すると採用倍率が低くなっています。

ただし、リクナビに記載のある採用人数はあくまで「予定」の人数です。実際に採用される人数が少なければ、採用倍率は上昇します。

また8倍といっても、決して低い数値ではありません。8人に1人しか採用を受けられないとなれば、その中で採用担当者から「最もよい人材である」と判断される必要があります。

就職活動の際は、採用倍率にかかわわらず、就職試験に向けてしっかりと準備を進めることが大切です。