
興和の就職難易度は? 新卒の採用大学や学歴フィルターがあるか調査
興和は医薬品・医療用機器などを扱う大手企業です。代表的な製品として、「バンテリンコーワ」「キャベジンコーワ」が挙げられるほか、医療用医薬品・三次元マスク・バンテリンサポーターといったライフサポート品も提供しています。医薬品・製薬業界のなかでも、知名度の高い企業である興和の就職難易度はどのくらいなのでしょうか。この記事では、興和への就職を検討している就活生が気になる就職難易度・偏差値を徹底的に解説します。採用大学や学歴フィルターの有無をはじめとして、興和に就職したあとの待遇についても情報を掲載しています。実際に興和の選考を受けた人・興和に入社した人のリアルな口コミも紹介していますので、就活生はぜひ参考にしてみてください。
興和の就職難易度は? 人気度も併せて調査
興和の就職難易度はどのくらいなのでしょうか?
以下では東洋経済オンラインが公開している2つのランキングと、新卒者の採用倍率をもとに興和の就職難易度について解説していきます。
「入社が難しい有名企業ランキング」上位200位の対象外
東洋経済オンラインが公表している「入社が難しい有名企業ランキング200」に、興和はランクインしていませんでした。このランキングには国内の有名な大企業が多数ランクインしていますが、興和は上位200位には入ることができなかったようです。
その理由としては、採用人数が比較的多いことや、応募する際に卒業学部・学科・選考が指定されることなどが考えられます。
このランキングには、医薬品メーカーもランクインしていたため、下記に表で示します。
企業 | 順位 | 入社難易度 |
塩野義製薬 | 46 | 61.8 |
大正製薬 | 107 | 60.2 |
興和 | ランク外 | ランク外 |
塩野義製薬や大正製薬に比べると、興和の入社難易度は低いことがわかります。ただし、後述しますが興和の採用倍率が低いわけではないので、他の情報も参考にしてみましょう。
「就職人気ランキング」では上位300社の対象外
興和は東洋経済オンラインが公開している「2.5万人の学生が選んだ就職人気ランキング」にはランクインしていませんでした。
就職人気ランキングには、その他の医薬品メーカーがランクインしているため、以下で表を用いて紹介します。
企業 | 順位 |
アース製薬 | 189 |
中外製薬 | 245 |
興和 | ランク外 |
興和よりも、アース製薬や中外製薬のほうが人気度が高いことがわかります。
興和が上位300社に含まれなかった理由としては、卒業学部・学科の指定があるため、応募できる就活生が限られていることなどが考えられるでしょう。このランキングでも、医薬品メーカーは後半に入っています。
ただし、興和は知名度の高い大手医薬品メーカーであるため、ある程度の人気はあると予想されます。
採用倍率は49~97倍
大手求人サイトのリクナビに掲載されている採用人数と、リクナビで集計されたプレエントリー候補リスト登録人数から新卒者の採用倍率を算出すると、49~97倍となりました。
東洋経済オンラインの難易度の高い企業ランキングでは、難易度の高い企業の下限の採用倍率が66倍でした。興和の就職難易度・就職偏差値は中〜高難易度といえるでしょう。
ただし、興和では職種別の採用が実施されているため、募集されている職種によって、新卒者の採用倍率や就職難易度は異なると考えられます。自分が志望する職種に合わせた就職対策が大切です。
参照:リクナビ2024