
住友重機械工業の就職難易度は? 新卒の採用大学や学歴フィルターがあるか調査
住友重機械工業株式会社は、金属製品やプラント・エンジニアリング、精密機器、半導体・電子部品等を扱う機械メーカーです。世界中で生活シーン・産業活動シーンで活躍している企業であり、なおかつメカトロニクス技術や最先端医療関連機器の分野にも事業を展開しています。人気の高い大企業として知られる住友重機械工業株式会社の就職難易度はどのくらいなのでしょうか?この記事では、住友住機械工業への就職を検討している就活生が気になる就職難易度を徹底的に解説します。採用大学や学歴フィルターの有無に加えて、住友重機械工業に就職したあとの待遇、初任給や福利厚生についても、情報を掲載しています。実際に住友重機械工業の選考を受けた人・住友重機械工業に入社した人のリアルな口コミも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
住友重機械工業の就職難易度は? 人気度も併せて調査
住友重機械工業の就職難易度はどのくらいなのでしょうか?
以下では、東洋経済オンラインが公開している2つのランキングと、新卒者の採用倍率を参考に、住友重機械工業の就職難易度について解説していきます。
就職難易度は58.7で182位にランクイン
東洋経済オンラインによると、住友重機械工業は就職難易度が58.7で182位にランクインしています。トップは、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパンで、就職難易度は68.9でした。
住友重機械工業と同じ機械業界の企業と比較してみます。
順位 | 企業名 | 就職難易度 |
103位 | 三菱重工業 | 60.2 |
114位 | IHI | 60.0 |
116位 | ダイキン工業 | 60.0 |
124位 | クボタ | 59.9 |
125位 | コマツ | 59.8 |
182位 | 住友重機械工業 | 58.7 |
業界内トップは三菱重工となりました。住友重機械工業はランキングで182位と下位に位置していますが、入社が難しいことには変わりないでしょう。
「就職人気ランキング」では227位にランクイン
東洋経済オンラインで公開されている『学生2万5000人が選んだ就職人気ランキング』では、住友重機械工業が227位にランクインしています。
同ランキングの226位がゲームソフトなどを扱うコナミグループ、228位は映画作品などを手がける東映がランクインしていることから、住友重機械工業はこれらの企業と同レベルの人気がある企業といえます。
さらに、住友重機械工業と同じ機械業界の企業と比較すると、下記のような結果となりました。
順位 | 企業名 |
176位 | 三菱重工業 |
216位 | クボタ |
227位 | 住友重機械工業 |
253位 | ダイキン工業 |
このほかにも住友グループはこのランキングで多数ランクインしています。住友グループの企業である住友重機械工業も、学生からの人気が高いのではないかと考えられます。
採用倍率は41~48倍
大手求人サイトのリクナビによると、2021年度の新卒採用数が101名、2020年度の新卒採用数が116人、2019年度の新卒採用数が118人でした。
2024年のプレエントリー候補リストの登録者数4913名を参考に算出すると、採用倍率は約41~48倍だといえます。
同じ機械業界の企業の採用倍率と比較してみましょう。
企業名 | 採用倍率 |
日本精工 | 約72倍~37倍 |
クボタ | 約28倍 |
コマツ | 約36~18倍 |
住友重機械工業 | 約24~49倍 |
住友重機械工業の新卒者倍率が低い要因は、一部職種の応募条件に、指定された学部・学科を卒業している必要があることがあげられます。
応募できる就活生が限られてしまうため、倍率が低くなっていると考えられます。