伊藤忠食品の就職難易度は？ 新卒の採用大学や学歴フィルターがあるか調査

それでは早速、伊藤忠食品の就職難易度を確認してみましょう。採用倍率や人気度も併せて調査しているので、選考を受けるか迷っている方は要チェックですよ。

「入社が難しい有名企業ランキング」上位200社の対象外

東洋経済オンラインの調査によると、伊藤忠食品は「入社が難しい有名企業ランキング」上位200社の対象外だと分かりました。関連会社や同業他社と順位を比較すると、下記の通りです。

食品卸業界の同業他社もランキング外となっており、他の大手企業と比べると伊藤忠食品の就職難易度は低いと考えられるでしょう。

また、親会社にあたる伊藤忠商事は、12位にランクインし、入社難易度は63.5という結果になりました。親会社の知名度や伊藤忠グループとしての待遇を踏まえると、伊藤忠食品の内定を勝ち取るのは決して簡単ではないと考えられます。

食品業界は昔から安定性の高い業界として人気があるため、しっかり対策をして選考に臨んでくださいね。

「就職人気ランキング」では107位にランクイン

伊藤忠食品は、東洋経済オンラインの「就職人気ランキング」で107位にランクインしていることが分かりました。

こちらのランキングには、大手食品卸である日本アクセスと国分グループがランクインしており、就活生からの人気が高いことが伺えます。

実際に国分グループで働かれている方からは、人の食を支える仕事としてやりがいがあるとの口コミが見られました。国分グループでは自社商品を開発する機会もあるため、食品メーカーを希望する学生からも人気が高そうですね。

伊藤忠食品も国分グループと同様、日本の食に欠かせない企業なので、商社業界や食品業界を志望する学生からの応募が多くなると言えるでしょう。

参照：東洋経済オンライン『2.5万人の学生が選んだ｢就職人気ランキング｣』

採用倍率は66倍以下

伊藤忠食品では毎年のプレエントリー数が公表されていないため、採用倍率は確認できませんでした。また、東洋経済オンラインの『「内定の競争倍率が高い会社」ランキング TOP 100』にもランクインしていないことが分かっています。

こちらのランキングには採用倍率66倍以上の企業がランクインしているため、伊藤忠食品の倍率は66倍以下だと予想できるでしょう。

採用倍率を他の食品卸企業と比較すると、下記の通りです。

大手食品卸企業の中では、三菱食品の採用倍率が最も高いことが分かります。三菱食品の倍率が高い要因としては、三菱商事グループとしての知名度や安定的な給与水準の高さが考えられるでしょう。

三菱食品だけに限らず、食品業界は安定性の高い業界のため、不況下でも一定水準の給与が期待できます。将来性を重視して就活を進めている学生が殺到するので、どの企業も必然的に倍率は高くなるでしょう。

伊藤忠食品の採用枠は毎年30名前後と少ないため、採用倍率が66倍以上になることも十分考えられます。

参照：
リクナビ　2024
東洋経済オンライン『「内定の競争倍率が高い会社」ランキング TOP 100』