
TISの就職難易度は? 新卒の採用大学や学歴フィルターがあるか調査
TIS株式会社は幅広い業界にITサービスを提供する、国内大手の独立系Slerです。IT業界の中でも人気企業ですが、就職難易度や学歴フィルターが気になる就活生も多いですよね。そこで今回は、TISの入社難易度や採用倍率、採用大学や採用実績、採用人数、そして学歴フィルターなど気になることについてご紹介します。TISの新卒の初任給や福利厚生についても、口コミをもとにご紹介しますので、就活生のみなさんはぜひ参考にしてみてください。
TISの就職難易度は? 人気度も併せて調査
国内大手のシステムインテグレーターであるTISは、IT業界の中でも知名度の高い企業のひとつです。金融システム開発の分野で高いシェアを誇っており、その将来性の高さで就活生からも人気を集めています。
ここからは実際に、TISの就職難易度や人気度をご紹介!
気になる採用倍率についても解説するので、選考を受けるか迷っている方は事前に確認しておきましょう。
「入社が難しい有名企業ランキング」で189位にランクイン
東洋経済オンラインによると、TISは「入社が難しい有名企業ランキング」で189位(200位中)ということが分かりました。TISを他のSler企業と比較すると、下記のような結果となります。
順位 | 企業名 | 就職難易度 |
60位 | NTTデータ | 61.4 |
83位 | 日本IBM | 60.7 |
138位 | 富士通 | 59.5 |
158位 | NEC | 59.2 |
189位 | TIS | 58.5 |
Slerの中でも、メーカー系Slerに人気が集中していることが分かります。TISと同じ独立系Slerである大塚商会やBIPROGY(日本ユニシス)、オービックなどはランキング外なので、TISは独立系の中では最も人気が高い企業だと言えるでしょう。
「就職人気ランキング」上位300社に入っていない
TISは、東洋経済オンラインの「就職人気ランキング」上位300社にはランクインしていないことが分かりました。
こちらのランキングでは、SkyやNTTデータなどのIT企業がランクインしており、それぞれの順位は下記の通りです。
順位 | 企業名 |
15位 | Sky |
25位 | NTTデータ |
27位 | 日鉄ソリューションズ |
35位 | 日立ソリューションズ |
ランキング外 | TIS |
主事業は異なりますが、非常に多くのIT企業がランクインしており、IT・通信業界の人気の高さが伺えますね。
ランクインこそしていないものの、業界の人気の高さや他の独立系Slerもランクインしていることを考えると、TISもかなりの人気度であると言えるでしょう。
採用倍率は40倍
リクナビによると、TISの2022年の入社人数が290名、2024年のプレエントリー候補リストの登録者数が11,659名であることから、採用倍率は約40倍となりました。
IT業界の他の企業と採用倍率を比べると、下記の通りです。
企業名 | 採用倍率 |
伊藤忠テクノソリューションズ | 約140倍 |
日立ソリューションズ | 約130倍 |
SCSK | 約95倍 |
BIPROGY | 約66倍 |
大塚商会 | 約48倍 |
TIS | 約40倍 |
他の大手Sler企業と比べると、TISの採用倍率は低いことが分かります。
採用倍率が低い要因としては、毎年の採用人数が100名前後と多いこと、他のIT系企業に学生が分散していることが考えられるでしょう。
TISは大手企業ながらも倍率が低いため、比較的狙い目の企業とも捉えられます。ただし、あくまでもプレエントリー数を参考にした倍率のため、実際は倍率が高くなる可能性も十分あり得ます。
エントリーシートであっさり落とされてしまう恐れもあるので、選考対策は気を抜かないようにしてくださいね。