
【出世コースにのる人とは】特徴や外れてしまった人が考えるべきこと
仕事ができ、出世コースにのっている人をみると、やはり羨ましい気持ちになるのではないでしょうか。今回は、出世コースにのるためにはどのような人物になるべきなのかという観点から、詳しく解説していきます。また、配属部署による出世の違いについても解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
出世する人の特徴とは
会社で出世していく人と出世できない人との違いが気になる人も多いでしょう。
出世できる人はどのような特徴を有しているのでしょうか。
出世する人の特徴
以下のような特徴が、出生する人の特徴として挙げられます。
- 仕事ができる人
- 行動力がある人
- リーダーシップを取れる人
- コミュニケーションが取れる人
以下で詳しく見ていきましょう。
1.仕事ができる人
仕事ができるといっても、さまざまな点が挙げられるかと思います。
特に以下のような点が挙げられるでしょう。
- 期日を守る人
- 向上心をもって仕事に取り組む人
「報連相(ホウレンソウ)」という言葉もあるように、仕事では期日をしっかりと守ることが何よりも大切です。
そこでしっかりと仕事をこなせば、自ずと周囲からの評価も高まるのではないでしょうか。
また、向上心をもって仕事に取り組んでいる人の周りは、やはりプラスの雰囲気があります。こうした人は、上司も出世させたいと思うのではないでしょうか。
2.行動力がある人
男女に共通することですが、やはり行動力がある人は出世しやすいです。受け身になって与えられた仕事をこなすだけではなく、自発的に行動することによって、より重要な仕事を任されるようになります。
そうすると、自ずと上司の評価も高くなり、出世への近道になるはずです。
3.リーダーシップを取れる人
リーダーシップをとれる人は優秀と評価されることが多いです。
リーダーシップといっても、求められるスキルはさまざまですが、
- 周りが見える人
- 寛容な人
- その人にあったアドバイスや指摘ができる人
などが、「リーダーシップのある人」と言えるのではないでしょうか。このような方は、やはり出世しやすいはずです。
4.コミュニケーションが取れる人
社会人として当然のように求められるスキルが「コミュニケーション力」です。とはいえ、やはりコミュニケーション力に優れている方は、出世にも繋がりやすいでしょう。
この場合のコミュニケーション力ですが、これは必ずしも話す力だけとは限りません。
顧客や社内の人の相談にのりながら、相手の意見をしっかりと受け止めてあげることも、時には必要なコミュニケーション力の一つです。
一方的に話すのではなく、相手の話を聞いてあげることも忘れないようにしましょう。
新卒2年目、某銀行で営業をしています。 成績はしっかりと出していますが、今後のキャリアパスが不安です。
大手企業で出世するためにはどんな要素が必要でしょうか?
また会社の規模や業界によってその要素も異なりますか?
銀行につとめたことがないので銀行でのキャリアパスがわからないので回答は他の方にお任せしますね。
会社の規模によって出世するために必要な要素は全然違うと思います。 そもそもベンチャー企業だと...続きを見る
僕も銀行勤めではないので、一般論かつ自分の経験を元に語ります。
出世をするということは、自分一人で頑張るのではなく、組織や集団を率いる...続きを見る
【Q&A】出世するような人の特徴は?
みなさんも、会社で出世したいと思うようなことは多々あるのではないでしょうか。
出世コースに乗ると給与が変わってくるだけでなく、裁量権もより大きくなるので、自分のやりたいことができるようになります。
JobQに投稿された質問から出世するような人や、仕事ができると認識されている方の印象をご紹介します。
こいつ出世するなって思った人はどんな人ですか?
私はある企業に就職しようと考えているのですが、どうしても昇進したいです。
そのため質問なのですが、みなさんがこの人出世するなと思った人はどんな人でしょうか。
富士通に15年勤めてきましたので、その経験からアドバイスさせていただきます。
富士通では、上司と普段から仲良くしている人から、昇格のチャンスが来ていました。
極端だけど実際にあるのは、誘われた飲み会に...続きを見る
素直に受け入れ、行動、実行出来る人。
現行のものを受け入れた上で、柔軟な発想が出きる人。
向上心があり...続きを見る
学習意欲、成長意欲のある人は同じ失敗を繰り返さないため、仕事ができるという印象です。
男か女かはあまり関係ないです。
また、キャリアアップのためには仕事ができる必要があるかというと、理想としてはそうなのですけれど、その組織におけるタイミング...続きを見る
仕事ができる人の特徴として、事前に失敗した場合の...続きを見る
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配属部署によって出世コースかどうかが決まる
入社後に最初に配属される部署によって、出世コースにのるかどうかが決まるというのは本当なのでしょうか。
配属部署で出世コースが決まることも
結論から言うと、基本的には企業によって異なります。とはいえ、古い体質の大企業では、入社後の最初の配属部署でほぼ出世コースが決まっているケースが多いようです。
つまり、学歴によって会社側の評価が決まっており、高学歴の新入社員は出世できる部署に振り分けられるということです。
また、大手企業の中には学閥が存在し、その学閥に属せるか否かによって出世できるかどうかが決まってくるという会社もあります。そういったことを考えると、就職活動の時に、自分の出身大学の学閥がある企業を選ぶという考え方も可能です。
学歴重視はほとんどなし
とはいえ、学歴重視の世の中は変わってきています。むしろ実力重視で出世を決める会社のほうが一般的とも言えるでしょう。
そのため、特定の業界に限らなければ、就職活動などにおいてそのようなことを意識する必要はありません。
また、JobQ寄せられたQAを見ていきましょう。
出世のスピードについて学歴は関係ありますか?
無名大出身の僕ですが、縁があって上場一部に就職することができました。
今年、新卒で入社するのですが、自分はどこまでこの会社から上のポジションを目指せるのか不安です。
規模は3000名の社員を要する会社で、グループ会社もあります。ご回答お願いします。
関係ないと思います。入ってしまうと、基本、実力勝負の世界です。
質問者様が入社予定の会社と同規模の会社を幾つか経験してきた者の経験上としてお答えさせて頂きます。
どこまでのポジションを狙われているのかは分かりませんが、ある程度のポジションまでは学歴...続きを見る
会社によってはあると思います。 学歴がよい人...続きを見る
ある程度までは学歴は関係なく出世できるようですが、それ以上となると一概には言えませんが難しくなってくるようです。
人事部は出世コースである
多くの企業がそうであるとは限りませんが、人事部に所属する人は出世コースにいるという見方もできます。
新卒採用であれば会社の看板として仕事をしなければいけませんし、社員のマネジメント業務については、人材育成という長いスパンを見て判断する必要があります。
会社をつくるのが人であるように、その人をつくるのが人事部といっても、過言ではありません。そうした会社の未来を担う部署であるため、出世コースと言うことができるのです。
出世や役職、管理職についての詳細は、下記リンクをご覧ください。
出世コース外れた人が仕事を頑張る方法
「もしかすると出世コースから外してしまったかも…」と思ってしまうと、仕事に身が入らなくなる人もいるかもしれません。
そのような場合、どのようにして仕事へのモチベーションを維持すればよいのでしょうか。
出世が全てではない
まず、会社での仕事は出世がすべてというわけではありません。出世レースから外れてしまった自分を責め続け、体や心を壊してしまっては元も子もありません。
出世のために頑張ってきたということは、一定の成果を上げ、自分の能力も向上させることができたということです。そういったことを自分でも評価しながら、目の前の仕事に取り組むことが大切です。
また、20代よりも30代で所属している部署の方が重要だと一般的には言われています。20代の方は今、出世コースに乗っていないからと諦める必要はありません。
地道に自分のキャリアを磨くことに専念した方が、将来大きな付加価値を生み出します。
目標設定についての、アドバイス方法が語られているQ&Aをご紹介します。
仕事をしていると、成果を出せることもあれば逆に、出せないこともあると思います。
そこで、思ったような成果が出ない場合に皆さんはどのようなことをしているのかが気になり質問しました。
目標設定の見直しなどがまずは挙げられると思いますが、いかがでしょうか。
現状分析と試行錯誤ですね。目的、目標、戦略、手段、戦術と様々な段階がありますが...続きを見る
転職する
独立する気持ちや出世したいという気持ちの強い人などは、出世コースを外れると転職する人が多い傾向があるといわれています。自分の今持つ技術が他の企業で活かせるかを考え、環境を変えることによって出世できたという方もいるようです。
しかし、転職した先で自分の思うような仕事ができないということも珍しくありません。一概に転職するのが正解だとは言えないようです。
社内で異動希望を出す
上記の転職するとまではいかないけど同じ会社で頑張りたい!という方で、会社内での異動を願う方もいるようです。
今までやってきた仕事が他の場所で役に立つということもあります。周りの環境を変える意味でも、新たな技能を習得するという意味でも、心機一転して仕事に取り組むことができるのではないでしょうか。
出世から外れた、または左遷されたという時の対処法等の詳細は、下記リンクよりご覧ください。
出世する人についてよくある質問とは
出世する人は、実は最初から決まっている?
「仕事の取り組み方によって出世を判断する企業」と「学歴によって将来的なキャリアが決まる企業」の2つがあります。
仕事の取り組み方によって出世を判断する企業は、学歴が高くても出世するとは限りません。
ただ、どの企業にも、花形部署と墓場部署は存在します。そのため、学歴が高い人は花形部署に配属されることが多い傾向です。
どこが花形部署なのは、課長、部長以上の経歴を聞くとわかります。
ただ、どちらも共通して言えるのは日頃の働きぶりがしっかりしていないと出世はできません。
高学歴だからといって花形部署に配属されても、業務を遂行するに必要な力がなければ出世はできないのです。
出世は誰が決めるのか?
社員の出世は昇進試験の結果や人事の判断、上司の働きかけによって決まります。
昇進試験が出世の条件となっている場合は試験に合格し、面談や最終決裁者の決裁を受けて出世するのが一般的です。
一方、人事によって出世が決まる場合には、直属の上司によって推薦されたり働きかけがあったりして人事会議にかけられることが多いでしょう。
人事会議が設けられる場合は、仕事の成果や取り組む姿勢、周囲との関係性が重要です。
関連記事
▶︎出世に興味ない若者が増えている!男女別の理由を解説します
出世できない人の特徴は?
出世できない人の特徴は大きく分けて3つあります。
- マイナスな言動が多い
- スキルアップのために勉強を行わない
- 人間関係を作ろうとしない
一概に絶対に上記のせいで出世ができないとは言えませんが、これらのことが共通していることが多いです。
マイナスな言動が多い
「できない」「自分に自信がない」などのマイナスな発言が多いと「こいつは仕事ができない上に、頑張る努力もしないのか」と思われ上司や周りからの評判が下がります。
また、マイナスな発言が口癖になると「自分には無理だ」と最初から諦める癖がついてしまいます。
周りからの評判が下がりやすく、否定的印象に映りやすいので、マイナスな発言にならないよう発言に工夫をしていきましょう。
スキルアップのために勉強を行わない
「スキルアップのために日々勉強している人」と「そうでない人」では差が開いていくのは当然のことです。
現状の与えられた仕事に満足し、向上心がなければ、当たり前ですがいつまで経っても成長することはできません。
出世できない人は現状を維持して満足しがちです。
向上心を持って仕事をしてみましょう。
人間関係を作ろうとしない
仕事と人柄は一見関係ないように見えますが、良好な人間関係を作ることも出世への近道になります。
出世できる人の特徴でも話したように、コミュニケーション能力はすごく大事なのです。
周囲の人との助け合いによって仕事は成り立っています。
そのため、周りの人と仲が良ければ、自分がわからないことを教えてもらえたり、自分の知らなかった知識や考え方を知ることができます。
そう言ったコミュニケーションを取ることでチームワークの輪を保ちスムーズに業務を行えます。
出世しやすい部署は?
一概にどの企業も全部そうだとは言えませんが、「役員・経営陣が多く出身している部署」や「同年代のライバルが少ない部署」が出世しやすいと言われています。
専務、常務、執行役員といった経営陣になれるのは、本当に一握りの方しかなれません。
そこで、どこの部署から出世したのを本人たちに聞くことによって、どこが出世に強い部署なのか見ることができます。
また、同年代のライバルが少ない部署でなら、そこそこの実力でもA評価をもらうことができます。
反対に、いくら頑張って実力をつけても自分より実力がある人ばかりの部署では出世することができません。
自分の部署は出世しにく状態であれば早めに行動しましょう。
出世する人のまとめ
今回は、どのような人が出世しやすいのか、出世と配属部署の関係はどうなっているのかなどを中心に、出世コースについてご紹介してきました。
出世をしたいと思っている人はぜひこの記事を参考にしてみてください。
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